アブデル・サイード(ベルギー)がハブサイドグランプリを制する/ハブサイド・フォールツアー2021 ウィーク1

ハブサイド・ジャンピング

[ハブサイド・フォールツアー2021 ウィーク1/CSI5*Grimaud]

現地時間19日、ハブサイド・フォールツアー2021 ウィーク1(開催地:フランス/グリモー)最終日に行われたハブサイドグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/160cm)にて、アブデル・サイード(ベルギー)&バンディット・サヴォワ号が優勝。2位にマーク・マコーリー(アイルランド)&ジャスコVDビショップ号、3位にレネ・ロペス・リザラゾ(コロンビア)&ケイロス・ヴァント・フーゲインド号が入った。

第1走行

出場31人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、7番のブルーノ・ガレス(フランス)&ユナイテッド・サンフープ号。続いて、10番のレネ・ロペス・リザラゾ(コロンビア)&ケイロス・ヴァント・フーゲインド号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、14番のピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&カサゴ号、16番のアブデル・サイード(ベルギー)&バンディット・サヴォワ号、17番のマーク・マコーリー(アイルランド)&ジャスコVDビショップ号、21番のペドロ・ヴェニス(ブラジル)&ベックマンズ・ロード・ペジ・ジュニア号、25番のマイケル・ダフィー(アイルランド)&ジェフ・テン・ハルヴェン号の5人馬がクリアラウンドし、トータル7人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

ピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&カサゴ号が棄権したため、6人馬での争いとなったジャンプ・オフでは、2番目のレネ・ロペス・リザラゾ(コロンビア)&ケイロス・ヴァント・フーゲインド号が46.21秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたブルーノ・ガレス(フランス)&ユナイテッド・サンフープ号のタイムを上回り、首位に立つ。

しかし、3番目のアブデル・サイード(ベルギー)&バンディット・サヴォワ号が45.12秒でクリアラウンド。一番時計を約1秒更新して首位に躍り出ると、4番目のマーク・マコーリー(アイルランド)&ジャスコVDビショップ号も減点0で続いたが、タイムは45.28秒とわずかに届かず。

さらに、5番目のペドロ・ヴェニス(ブラジル)&ベックマンズ・ロード・ペジ・ジュニア号は減点4、最終6番目ののマイケル・ダフィー(アイルランド)&ジェフ・テン・ハルヴェン号は減点4でフィニッシュ。以上の結果、アブデル・サイード(ベルギー)&バンディット・サヴォワ号が見事にハブサイドグランプリを制し、優勝賞金50,000ユーロ(約642万円)を獲得した。

PHOTO:©Hubside Jumping