[東関東グランプリ2023/日本馬術連盟公認3*競技会]
2023年6月29日(木)~7月2日(日)の4日間にわたり、東関東グランプリ2023(開催地:東関東ホースアンドハウンド /千葉県八街市)が開催された。公認競技は全10競技行われ(大障害Bの2競技、中障害Aの2競技が不成立)、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
中障害D
-優勝-
鯨岡啓輔&フィットリア号
(東関東ホースアンドハウンド)
9人馬が出場した中障害D(標準障害飛越競技 238.2.1/110cm以下)では、4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の58.75秒をマークした鯨岡啓輔&フィットリア号(東関東ホースアンドハウンド)が2位に6秒以上の大差をつける快走で見事に優勝を飾った。
続いて、大会3日目の中障害Dを勝った大森実穂&キャリーズクラリッサ号(北総乗馬クラブ)が減点0、64.92秒で2位、三浦綺真&ジュンキリタップ号(東関東ホースアンドハウンド)が減点0、66.76秒で3位、片寄美江子&マティアス号(栃の葉乗馬クラブ)が減点0、67.81秒で4位、永木 翔&プルクラ号(北総乗馬クラブ)が減点4、57.63秒で5位に入った。なお、大会2日目の中障害Dを勝った飯島啓介&ユゥエトワール号(成田乗馬クラブ)は出場を見送っている。
フィットリア号(東関東ホースアンドハウンド)はオランダ産のKWPN種(13歳牝馬)。2015年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、京都府スポーツデー記念馬術大会2021(1スター)で中障害飛越競技D優勝、ひょうごスプリングホースショー2022(3スター)で中障害飛越C S&H優勝、 千玄室杯チャリティーホースショウ2022(1スター)で中障害飛越競技D優勝などの成績を残している。
中障害C
-優勝-
鷹野心音&バルトユニヴェール号
(東関東ホースアンドハウンド)
7人馬が出場した中障害C(標準障害飛越競技 238.2.1/120cm以下)では、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の62.85秒をマークした鷹野心音&バルトユニヴェール号(東関東ホースアンドハウンド)が見事に優勝を飾った。
続いて、長田元吾&マエストロVG号(東関東ホースアンドハウンド)が減点0、64.71秒で2位、海方沙耶香&フェルディナンド・キャスパー号(国際馬事学校)が減点0、65.68秒で3位、二川 祥&ティックタック号(日本中央競馬会競馬学校)が減点4、63.29秒で4位、大会3日目の中障害Cを勝った松水優斗&バリアシオン号(日本中央競馬会競馬学校)が減点4、72.67秒で5位に入った。なお、大会2日目の中障害Cを勝った中村大樹&ラスベガスS号(成田乗馬クラブ)は棄権している。
バルトユニヴェール号(東関東ホースアンドハウンド)はフランス産のセルフランセ種(12歳セン馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャパン・オープン2021年度 第8戦(3スター)でCグレード標準障害優勝、ひょうごスプリングホースショー2022(3スター)で中障害飛越B 標準形式優勝、中障害飛越B S&H優勝などの成績を残している。
※写真はイメージです(東関東ホースアンドハウンド での競技風景)