[東関東馬術大会2023/日本馬術連盟公認3*競技会]
2023年3月2日(木)~3月5日(日)の3日間にわたり、東関東馬術大会2023(開催地:東関東ホースプロジェクト/千葉県八街市)が開催された。公認競技は大障害Bで2競技、中障害A・中障害B・中障害C・中障害Dの各クラスで2競技ずつ、全14競技が行われ、ここでは大会最終日の4競技についてリポートする。
中障害B
-優勝-
中山梨絵&ミスティックレディー号
(北総乗馬クラブ)
12人馬が出場した中障害B(標準障害飛越競技 238.2.1/130cm以下)では、7人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の58.82秒をマークした中山梨絵&ミスティックレディー号(北総乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金4万円を獲得した。
続いて、増山大治郎&オーロラボレアリス号(筑波スカイラインスティーブル)が減点0、60.83秒で2位、福島 章&エミネンス号(STAR HORSES)が減点0、62.18秒で3位、古田慶幸&デコ号(riding team Regroup)が減点0、62.93秒で4位、松永佳子&シスコズシャトー号(BELL STABLE)が減点0、65.10秒で5位に入った。なお、大会初日・2日目の中障害Bを連勝した佐藤賢希&コンタドーラ号(明松寺乗馬公苑)は、最終日は中障害Aに出場したため、この競技には出場していない。
ミスティックレディー号(北総乗馬クラブ)はドイツ産のオルデンブルガー種(10歳牝馬)。2022年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この優勝が記念すべき公認競技初勝利。ほかには、クリスマスホースショー2022(1スター)で中障害Cの3競技に出場し、2位、3位、4位という成績を残している。
中障害A
-優勝-
佐藤賢希&コンタドーラ号
(明松寺乗馬公苑)
3人馬で争われた中障害A(標準障害飛越競技 238.2.1/140cm以下)では、佐藤賢希&コンタドーラ号(明松寺乗馬公苑)が66.03秒で唯一のクリアラウンド。見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。同コンビは大会初日・2日目の中障害Bも制しており、この勝利が今大会3勝目となる。
続いて、藤本光国&ロードボス号(牧之原乗馬クラブ)が減点4、65.08秒で2位、大会初日・2日目の中障害Aを連勝した増山大治郎&ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号(筑波スカイラインスティーブル)が減点8、66.79秒で3位となった。
コンタドーラ号はアイルランド産のアングロヨーロピアン種(13歳牝馬)。2022年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2022 Part II でダービー競技決勝優勝、国民体育大会2022で成年男子ダービー競技優勝、那須グランドホースショー2022(4スター)でMBノーマル優勝、MBスピード&ハンディネス優勝といった好成績を上げている。
※写真はイメージです(東関東ホースプロジェクトでの競技風景)