[東関東馬術大会2023/日本馬術連盟公認3*競技会]
2023年3月2日(木)~3月5日(日)の3日間にわたり、東関東馬術大会2023(開催地:東関東ホースプロジェクト/千葉県八街市)が開催された。公認競技は大障害Bで2競技、中障害A・中障害B・中障害C・中障害Dの各クラスで2競技ずつ、全14競技が行われ、ここでは大会最終日の4競技についてリポートする。
中障害D
-優勝-
吉澤 駿&アバディ号
(ヨシザワライディングファーム)
30人馬が出場した中障害D(標準障害飛越競技 238.2.1/110cm以下)では、8人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の52.17秒をマークした吉澤 駿&アバディ号(ヨシザワライディングファーム)が見事に優勝を飾り、賞金4万円を獲得した。
続いて、髙部純子&インパルスハラルド号(東関東ホースアンドハウンド)が減点0、53.82秒で2位、紺野健太郎&リーオリフェー号(アバロンヒルサイドファーム)が減点0、54.06秒で3位、中村大樹&ラスベガスS号(成田乗馬クラブ)が減点0、54.77秒で4位、林 義昌&クラシック号(北総乗馬クラブ)が減点0、59.08秒で5位に入った。
なお、大会初日の中障害Dを勝った吉澤 駿&エッフェル号(ヨシザワライディングファーム)は減点8、56.85秒で18位、2日目の中障害Dを勝った佐藤賢希&武道会号(明松寺乗馬公苑)は減点16、55.83秒で24位という結果に終わっている。
アバディ号(ヨシザワライディングファーム)は北海道産のサラブレッド種(16歳セン馬)。2014年から日本馬術連盟公認競技会に参戦し、大阪グランプリ2019 ファイナル大会(4スター)で 中障害飛越《D》 優勝、2020フジホースフェスティバル(3スター)でフジ中障害飛越競技D3勝、ジャパン・オープン2021年度 第8戦(3スター)、ファイナル戦(3スター)で Eグレード標準障害優勝などの成績を残している。
中障害C
-優勝-
福島大輔&ジュネーブ号
(STAR HORSES)
20人馬が出場した中障害C(標準障害飛越競技 238.2.1/120cm以下)では、6人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の51.70秒をマークした福島大輔&ジュネーブ号(STAR HORSES)が2位に4秒以上の大差をつけて優勝を飾り、賞金4万円を獲得した。同コンビは大会2日目の中障害Cも制しており、今大会の中障害C2勝目となる。
続いて、鈴木嘉憲&シャルムールZ号(BELL STABLE)が減点0、56.42秒で2位、鈴木爽日&アヴィオン号(BELL STABLE)が減点0、58.25秒で3位、武田京夏&オーロラボレアリス号(筑波スカイラインスティーブル)が減点0、59.54秒で4位、小谷健斗&タルーベット号(stable comfy)が減点0、62.08秒で5位に入った。
ジュネーブ号(STAR HORSES)はオランダ産のダッチウォームブラッド種(12歳セン馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、サマージャンピングYH2022(2スター)で中障害飛越B S&H優勝、 2021壬生ジャンピングホースショーⅣ(1スター)で中障害C2勝、東関東馬術大会2019(1スター)で中障害C2勝などの成績を残している。
※写真はイメージです(東関東ホースプロジェクトでの競技風景)