[東関東馬術大会2022/日本馬術連盟公認3*競技会]
2022年2月28日(金)~3月1日(日)の3日間にわたり、東関東馬術大会2022(開催地:東関東ホースプロジェクト/千葉県八街市)が開催された。公認競技は全12競技行われ(14競技実施予定だったが、中障害A2競技が不成立)、ここでは大会初日の4競技についてリポートする。
中障害B
-優勝-
鯨岡啓輔&クワイトライト号
(東関東ホースアンドハウンド)
9人馬が出場した中障害B(標準障害飛越競技 238.2.1/130cm以下)では、5人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の56.34秒を叩き出した鯨岡啓輔&クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)が2位に7秒以上の大差をつけて完勝。優勝賞金4万円を手にした。なお、同コンビは大会2日目の中障害Bも制している。
続いて、鯨岡啓輔&コンテラス号(東関東ホースアンドハウンド)が減点0、63.48秒で2位に入り、鯨岡が異なる馬での1.2フィニッシュを達成。福島 章&エミネンス号(STAR HORSES)が減点0、64.02秒で3位、林 義昌&フェラーリ号(ホースランチKYRA)が減点0、64.36秒で4位、福島 章&アフロディーテZ号(STAR HORSES)が減点0、67.74秒で5位に入った。
クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)はベルギー産のホルシュタイナー種(19歳セン馬)。2016年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、国際馬術掛川2017(CSI2*kakegawa)でCSI S&H優勝、大阪グランプリ2019 ファイナル大会(4スター)で中障害飛越《B》チャンピオンシップ優勝、ひょうごインドアグランプリ2019(4スター)で中障害飛越Aファイナル ひょうごグランプリ優勝、全日本障害馬術大会2021 PartⅠで大障害飛越競技A&B 標準優勝、 大障害飛越競技A&B S&H優勝など、数々の好成績を収めている。
中障害A
-優勝-
鯨岡啓輔&エリオットVI号
(東関東ホースアンドハウンド)
2人馬による一騎打ちとなった中障害A(標準障害飛越競技 238.2.1/140cm以下)では、鈴木智明&ヴァンスカインデルズ・ダイモンド号(T.Sホースシューイング)が減点8でフィニッシュしたのに対し、鯨岡啓輔&エリオットVI号(東関東ホースアンドハウンド)はクリアラウンド。昨年の全日本チャンピオンコンビが見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。
エリオットVI号(東関東ホースアンドハウンド)はベルギー産のホルシュタイナー種(17歳セン馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、同年に全日本障害馬術大会2021 PartⅠへ出場。大障害飛越競技 S&H優勝、大障害飛越競技 標準5位という成績で全日本障害飛越選手権へ駒を進め、見事に初出場で初優勝という快挙を達成した。
※写真はイメージです(東関東ホースプロジェクトでの競技風景)