東関東馬術大会2020(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2月28日(金)~3月1日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[東日本馬術大会2020/日本馬術連盟公認3*競技会]

2月28日(金)~3月1日(日)の3日間にわたり、東日本馬術大会2020(開催地:東関東ホースプロジェクト/千葉県八街市)が開催された。公認競技は全12競技行われ、ここでは大会最終日の4競技についてレポートする。

中障害B

-優勝-
鯨岡啓輔&チャーリーブラウンⅠ号
(東関東ホースアンドハウンド)

12人馬が出場した中障害B(標準障害飛越競技 238.2.1/130cm以下)では、トップバッターの古田慶幸&クレイジーコーラル号(ホースガーデン)が早々とクリアラウンド。いきなり58.27秒の好タイムをマークし、後続にプレッシャーをかける。続いて、3番の横田真吾&フォリビア号(東関東ホースアンドハウンド)、4番の林 義昌&デスペラードAM号(北総乗馬クラブ)が減点0でフィニッシュするが、タイムはいずれも59秒台で古田には届かない。

しかし、5番の鯨岡啓輔&チャーリーブラウンⅠ号(東関東ホースアンドハウンド)が56.78秒でクリアラウンド。一番時計を1.49秒も更新する快走を披露し、首位に立つ。そして、後続の人馬のなかでは、9番の谷野雅憲&アヴァンギャルド号(乗馬クラブクレイン千葉富里)がクリアラウンドしたが、タイムは66.52秒と大きく及ばず。

以上の結果、鯨岡啓輔&チャーリーブラウンⅠ号(東関東ホースアンドハウンド)が見事に中障害Bを制し、初日の中障害D(馬匹:遠宝18号)、中障害A S&H(馬匹:クワイトライト号)、2日目の中障害D(馬匹:遠宝18号)、中障害B(馬匹:チャーリーブラウンⅠ号)に続く、今大会5勝目を上げた。

中障害A

-優勝-
鯨岡啓輔&クワイトライト号
(東関東ホースアンドハウンド)

9馬が出場した中障害A(標準障害飛越競技 238.2.1/140cm以下)。競技序盤、3番の古田慶幸&デコ号(ホースガーデン)が減点1、タイム70.87秒でフィニッシュ。同じく減点1で走行を終えていた福島 章&グラムアー号(STAR HORSES)のタイムを上回り、首位に立つ。

しかし、続く4番の鯨岡啓輔&クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)がこの競技最初のクリアラウンド。62.69秒という猛時計を叩き出して首位に躍り出ると、後続の人馬は6番の徳田成朗&ヴァルキリー号(東武乗馬クラブ&クレイン)がクリアラウンドしたが、タイムは68.25秒と大きく及ばず。

以上の結果、鯨岡啓輔&クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)が見事に中障害Aを制し、今大会6勝目をゲット。公認全12競技のうち、半分を勝つという離れ業を成し遂げた。

※写真はイメージです(東関東ホースプロジェクトでの競技風景)