[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第8戦・パリ大会/CSI5* GCL Paris]
現地時間23日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第8戦・パリ大会(開催地:フランス/パリ)が行われ、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&ジンデイ号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号が出場したリーゼンベック・インターナショナルが総減点4、走行タイム合計149.06秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。今シーズンのGCL4勝目をマークし、賞金32,618ユーロ(約514万円)を獲得した。
続いて、ローラ・クラウト(アメリカ)&カルガリー・テイム号、マーク・マコーリー(アイルランド)&GRSレディ・アマロ号などが出場したマドリード・インモーションが総減点9、走行タイム合計149.80秒で2位、ベン・マー(イギリス)&ジンジャー・ブルー号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ボンド・ジェームスボンド・デ・ハイ号などが出場したパリ・パンサーズが総減点12、走行タイム合計144.37秒で3位に入った。
GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。
なお、第8戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが183ポイントで首位をキープ。以下、マドリード・インモーションが159ポイントで2位、パリ・パンサーズが149ポイントで3位、ストックホルム・ハーツが141ポイントで4位、サントロペ・パイレーツが132ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズが93ポイントで12位につけている。
PHOTO:©GCL
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。