GCLメキシコシティ大会はリーゼンベック・インターナショナルが優勝/GCL2023 第3戦・メキシコシティ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第3戦・メキシコシティ大会/CSI5* GCL Mexico City]

現地時間21日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第3戦・メキシコシティ大会(開催地:メキシコ/メキシコシティ)が行われ、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号、フィリップ・シュルツェ・トッフォフ(ドイツ)&クレメンス・デ・ラ・ランド号が出場したリーゼンベック・インターナショナル総減点0、走行タイム合計159.30秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。賞金32,618ユーロ(約485万円)を獲得した。

続いて、ユル・フライリンク(オランダ)&カムーラウドW号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)が出場したパリ・パンサーズが総減点8、走行タイム合計151.91秒で2位、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、エドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&ベントレー・デ・サリー号、ローラ・クラウト(アメリカ)&バロウティヌエ号などが出場したマドリード・インモーションが総減点8、走行タイム合計152.06秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第3戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが70ポイントで首位に浮上。以下、マドリード・インモーションが67ポイントで2位、サントロペ・パイレーツが63ポイントで3位、パリ・パンサーズが58ポイントで4位、プラハ・ライオンズが55ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズは44ポイントで6位につけている。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。