GCLマドリード大会はパリ・パンサーズが優勝/GCL2023 第4戦・マドリード大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第4戦・マドリード大会/CSI5* GCL Madrid]

現地時間12日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第4戦・マドリード大会(開催地:スペイン/マドリード)が行われ、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&ビンゴ・デュ・パーク号、ユル・フライリンク(オランダ)&ロング・ジョン・シルバー3号などが出場したパリ・パンサーズ総減点4、走行タイム合計143.15秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。賞金32,618ユーロ(約484万円)を獲得した。

続いて、ニコラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mミロ号などが出場したストックホルム・ハーツが総減点10、走行タイム合計146.35秒で2位、シモン・ドレストア(フランス)&カイマン・ジョリー・ジャンパー号、カトリン・エッカーマン(ドイツ)&カラ・マンディア号などが出場したサントロペ・パイレーツが総減点12、走行タイム合計136.90秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第4戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、パリ・パンサーズが88ポイントで首位に浮上。以下、リーゼンベック・インターナショナルが87ポイントで2位、マドリード・インモーションが86ポイントで3位、サントロペ・パイレーツが84ポイントで4位、ストックホルム・ハーツが69ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズは56ポイントで7位につけている。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。