[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第12戦・ロンドン大会/CSI5* GCL London]
現地時間12日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第12戦・ロンドン大会(開催地:イギリス/ロンドン)が行われ、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mミロ号などが出場したストックホルム・ハーツが総減点4、走行タイム合計139.47秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。今シーズンのGCL2勝目を上げ、賞金32,188ユーロ(約511万円)を獲得した。
続いて、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、マーク・マコーリー(アイルランド)&GRSレディ・アマロ号などが出場したマドリード・インモーションが総減点4、走行タイム合計144.39秒で2位、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ジャスト・ビー・ジェントル号、フィリップ・シュルツ・トプホフ(ドイツ)&カルラNRW号が出場したリーゼンベック・インターナショナルが総減点4、走行タイム合計144.56秒で3位に入った。
GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。
なお、第12戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが280ポイントで首位をキープ。以下、パリ・パンサーズが253ポイントで2位、マドリード・インモーションが221ポイントで3位、ストックホルム・ハーツが196ポイントで4位、サントロペ・パイレーツが195ポイントで5位、日本の川合正育(日本電気保安協会馬術部)が所属するメキシコ・アミーゴズが125ポイントで14位となっている。
PHOTO:©GCL
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。