[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第1戦・ドーハ大会/CSI5* GCL Doha]
現地時間3日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第1戦・ドーハ大会(開催地:カタール/ドーハ)が行われ、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号が出場したリーゼンベック・インターナショナルが総減点4、タイム合計138.20秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝を飾り、賞金38,626ユーロ(約558万円)を獲得した。
続いて、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&VDLエドガーM号、シモン・ドレストア(フランス)&デクスター・フォンテニスZ号などが出場したサントロペ・パイレーツが総減点4、タイム合計139.92秒で2位、マーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号、ジョン・ウィテカー(イギリス)&ユニック・デ・フランポート号が出場したファルケンスワールト・ユナイテッドが総減点4、タイム合計141.30秒で3位に入った。
なお、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&ゴールドウィン号、ハンス・ディーター・ドレーアー(ドイツ)&エリジウム号が出場したメキシコ・アミーゴズは総減点16、タイム合計146.46秒でのフィニッシュとなり、10位という結果に終わっている。
GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。
なお、第1戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが30ポイントで首位、サントロペ・パイレーツが25ポイントで2位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが21ポイントで3位、パリ・パンサーズが19ポイントで4位、プラハ・ライオンズが17ポイントでで5位につけている。
PHOTO:©Longines Global Champions Tour / GCL
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。