GCLカンヌ大会はリーゼンベック・インターナショナルが優勝/GCL2023 第6戦・カンヌ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第6戦・カンヌ大会/CSI5* GCL Cannes]

現地時間9日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第6戦・カンヌ大会(開催地:フランス/カンヌ)が行われ、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ジャスト・ビー・ジェントル号、フィリップ・シュルツ・トプホフ(ドイツ)&カルラ号が出場したリーゼンベック・インターナショナルが総減点4、走行タイム合計145.84秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。賞金32,188ユーロ(約482万円)を獲得した。

続いて、デニス・リンチ(アイルランド)&PSS レヴィレンスキー号、フランク・シャッター(オランダ)&ハワイS号などが出場したニューヨーク・エンパイアが総減点8、走行タイム合計150.09秒で2位、アンドレアス・ショウ(デンマーク)&ダーク・デ・ラックス号、オメル・カラエヴリ(トルコ)&モーリス号などが出場したイスタンブール・スルタンズが総減点16、走行タイム合計144.17秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第6戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが132ポイントで首位を奪還。以下、パリ・パンサーズが128ポイントで2位、マドリード・インモーションが122ポイントで3位、サントロペ・パイレーツが102ポイントで4位、プラハ・ライオンズが97ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズが79ポイントで9位につけている。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。