[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第12戦・ファルケンスワールト大会/CSI5* GCL Valkenswaard]
現地時間26日および27日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第12戦・ファルケンスワールト大会(開催地:オランダ/ファルケンスワールト)が行われ、ルドガー・ベールバウム(ドイツ)&ミラ号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号が出場したベルリン・イーグルスが総減点4、タイム合計138.42秒で見事に優勝。第10戦・ロンドン大会からの連勝で今シーズンのGCL4勝目を上げた。
続いて、マリン・バーヤード・ジョンソン(スウェーデン)&H&Mインディアナ号、リリー・アットウッド(イギリス)&コルレオンVDヴリアービーク号などが出場したストックホルム・ハーツが総減点4、139.45秒で惜しくも2位、シェーン・ブリーン(アイルランド)&ヴィストグランド号、ニーナ・マルベイ(フランス)&クラック・ドラ・ルースリー号などが出場したローマ・グラディエーターズが総減点4、タイム合計144.27秒で3位に入った。
GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。
なお、第12戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ストックホルム・ハーツが239ポイントで首位、ベルリン・イーグルスが237ポイントで2位、上海・スワンズが201ポイントで3位、プラハ・ライオンズが190ポイントで4位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが189ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは172ポイントの10位に後退している。
PHOTO:GCL
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。