プラハ・ライオンズが今シーズンのGCL初優勝/GCL2022 第5戦・サントロペ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第5戦・サントロペ大会/CSI5* GCL St Tropez]

現地時間19日および21日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第5戦・サントロペ大会(開催地:フランス/サントロペ)が行われ、ニルス・ブリュインセルス(ベルギー)&デラックス・ヴァンT&L号、ピーター・デボス(ベルギー)&マムズ・トゥピエ・デ・ラ・ローク号が出場したプラハ・ライオンズが総減点4、タイム合計134.78秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝を飾った。

続いて、マリン・バーヤード・ジョンソン(スウェーデン)&H&Mインディアナ号、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&キャッチ・ミー・ノットS号が出場したストックホルム・ハーツが総減点4、135.03秒で2位、ジャンヌ・サドラン(フランス)&ヴァンナン号、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ソリッド・ゴールドZ号が出場したシャンハイ・スワンズが総減点8、134.20秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第5戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ベルリン・イーグルスが112ポイントで首位、ハンブルグ・ジャイアンツが99ポイントで2位、ストックホルム・ハーツが96ポイントで3位、プラハ・ライオンズが84ポイントで4位、マドリード・インモーションが80ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは72ポイントで8位につけている。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。