サントロペ・パイレーツが今シーズンのGCL初優勝/GCL2022 第15戦・リヤド大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第15戦・リヤド大会/CSI5* GCL Riyadh]

現地時間20日および22日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第15戦・リヤド大会(開催地:サウジアラビア/リヤド)が行われ、ダニエル・ドイサー(ドイツ)&スクーデリア1918トバゴZ号、マイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号が出場したサントロペ・パイレーツが総減点0、タイム合計165.65秒で見事に優勝。今シーズンのGCL初勝利を上げた。

続いて、ベン・マー(イギリス)&ファルテックHB号、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ベルリン・デュ・マイエ Z号が出場したパリ・パンサーズが総減点4、160.44秒で2位、マーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号、マックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ドミネーター2000Z号などが出場した上海・スワンズが総減点4、タイム合計160.49秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、最終戦となる第15戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ベルリン・イーグルスが289ポイントで首位となり、レギュラーシーズンの優勝が決定。続いて、ストックホルム・ハーツが284ポイントで2位、プラハ・ライオンズが258ポイントで3位、上海・スワンズが255ポイントで4位、パリ・パンサーズが240ポイントで5位、川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツが223ポイントの8位という結果に終わっている。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。