[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第4戦・マドリード大会/CSI5* GCL Madrid]
現地時間13日および14日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第4戦・マドリード大会(開催地:スペイン/マドリード)が行われ、クリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号が出場したベルリン・イーグルスが総減点4、タイム合計151.95秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝を飾った。
続いて、マリン・バーヤード・ジョンソン(スウェーデン)&H&Mインディアナ号、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mレジェンド・オブ・ラヴ号、リリー・キーナン(アメリカ)&アルガン・デ・ベリアード号が出場したストックホルム・ハーツが総減点12、タイム合計145.30秒で2位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&ゴールドウィン号、トビアス・マイヤー(ドイツ)&グレイテスト・ボーイH号が出場したロンドン・ナイツが総減点12、タイム合計150.38秒で3位に入った。
GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。
なお、第4戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ベルリン・イーグルスが98ポイントで首位、ハンブルグ・ジャイアンツが84ポイントで2位、ストックホルム・ハーツが71ポイントで3位、マドリード・インモーションが70ポイントで4位、サントロペ・パイレーツが62ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは61ポイントで6位につけている。
PHOTO:GCL
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。