プラハ・ライオンズが今シーズンのGCL2勝目/GCL2022 第7戦・カンヌ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第7戦・カンヌ大会/CSI5* GCL Cannes]

現地時間2日および4日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第7戦・カンヌ大会(開催地:フランス/カンヌ)が行われ、ピーター・デボス(ベルギー)&クライレZ号、ニルス・ブリュインセルス(ベルギー)&デラックス・ヴァンT&L号、ブライアン・モーグル(アメリカ)&MTMヴィブレ・ル・レーヴ号などが出場したプラハ・ライオンズが総減点4、タイム合計157.09秒(第2ラウンドのタイム合計。以下同)で見事に優勝を飾った。

続いて、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ソリッド・ゴールドZ号、マックス・クーナー(オーストリア)&アップ・トゥ・ジャコ・ブルー号などが出場したシャンハイ・スワンズが総減点8、タイム合計149.60秒で2位、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、エリック・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ドリームランド号が出場したマドリード・インモーションが総減点8、タイム合計151.65秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第7戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ベルリン・イーグルスが133ポイントで首位、プラハ・ライオンズが131ポイントで2位、ストックホルム・ハーツが128ポイントで3位、マドリード・インモーションが126ポイントで4位、ハンブルグ・ジャイアンツが113ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは93ポイントで11位につけている。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。