[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第3戦・サントロペ大会/CSI5* GCL St.Tropez]
現地時間27日および29日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第3戦・サントロペ大会(開催地:フランス/サントロペ)が行われ、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)が出場したファルケンスワールト・ユナイテッドが優勝。2位にシャンハイ・スワンズ、3位にロンドン・ナイツが入った。
GCL2021 第3戦・サントロペ大会は、27日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、29日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155-160cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。
第1ラウンド
第1ラウンドでは、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ソリッド・ゴールドZ号、マックス・クーナー(オーストリア)&エイク・カレロ号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したシャンハイ・スワンズが、総減点0、タイム合計133.51秒で首位に立ち、GCL2連勝に向けて好発進を切る。
続いて、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&アイデンティティ・ヴィスターロエル号号がクリアラウンドしたファルケンスワールト・ユナイテッドが、総減点0、タイム合計135.94秒で2位に。シェーン・ブリーン(アイルランド)&Z7イプスウィッチ号が減点0、スペンサー・スミス(アメリカ)&アヤーデ・ヒーローZ号が減点4でフィニッシュしたニューヨーク・エンパイアが総減点4で3位につけた。
同じく総減点4で走行を終えた4チームは、タイム合計差により、スカンジナビアン・ヴァイキングスが4位、モナコ・エイセスが5位、マドリード・インモーションが6位、ドーハ・ファルコンズが7位に。続いて、総減点8で走行を終えた4チームも、タイム合計差により、ロンドン・ナイツが8位、パリ・パンサーズが9位、ベルリン・イーグルスが10位、マイアミ・セルティックスが11位。
以下、総減点12のプラハ・ライオンズが12位、総減点17のサントロペ・パイレーツが13位、同じく総減点17のハンブルグ・ジャイアンツがタイム合計差で14位、総減点25のカンヌ・スターズが15位に。そして、失権となったカスカイス・チャームスは第1ラウンド終了時点で最下位が確定した。
第2ラウンド
迎えた第2ラウンドでは、シャンハイ・スワンズとファルケンスワールト・ユナイテッドが接戦を展開。シャンハイ・スワンズは、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ソリッド・ゴールドZ号、マックス・クーナー(オーストリア)&EICコリオリ・デ・アイル号ともに減点4。対するファルケンスワールト・ユナイテッドも、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&アイデンティティ・ヴィスターロエル号号ともに減点4でフィニッシュ。
両チームが総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)8で並んだが、タイム合計はシャンハイ・スワンズが138.15秒、ファルケンスワールト・ユナイテッドが135.59秒に。以上の結果、ファルケンスワールト・ユナイテッドが見事にGCL2021 第3戦・サントロペ大会を制し、今シーズンのGCL2勝目をゲット。シャンハイ・スワンズは惜しくも2位に敗れ、マドリード大会に続くGCL連勝はならなかった。
続いて、二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号が減点0、ベン・マー(イギリス)&ジンジャー・ブルー号が減点4で走行を終えたロンドン・ナイツが総減点12でフィニッシュ。第1ラウンド8位から大きく巻き返して3位に入り、表彰台へ上がった。ニルス・ブリュインセルス(ベルギー)&デラックス・ヴァンT&L号、セルジオ・アルバレス・モヤ(スペイン)&アラモ号がともにクリアラウンドきめたプラハ・ライオンズも総減点12で並んだが、タイム合計差で4位に。
以下、総減点13のモナコ・エイセスが5位、総減点16の4チームはタイム合計差でスカンジナビアン・バイキングスが6位、マイアミ・セルティックスが7位、パリ・パンサーズが8位、ニューヨーク・エンパイアが9位に。総減点17のマドリード・インモーションが10位、同じく総減点17のベルリン・イーグルスがタイム合計差で11位。総減点20のドーハ・ファルコンズが12位、総減点21のハンブルグ・ジャイアンツが13位、総減点29のサントロペ・パイレーツが14位、総減点50のカンヌ・スターズが15位となった。
PHOTO:GCL