[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第5戦・ストックホルム大会/CSI5*GCL stockholm]
現地時間18日および19日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第5戦・ストックホルム大会(開催地:スウェーデン/ストックホルム)が行われ、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)とエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)が出場したファルケンスワールト・ユナイテッドが優勝。2位にモナコ・エイセス、3位にベルリン・イーグルスが入った。
GCL2021 第5戦・ストックホルム大会は、18日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、19日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155-160cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。
第1ラウンド
第1ラウンドでは、3チームが総減点0でフィニッシュ。オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mエクストラ号、ベン・マー(イギリス)&ジンジャーブルー号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したロンドン・ナイツがタイム合計134.18秒で首位に立った。
そして、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&フェロウ・キャッスルフィールド号がクリアラウンドしたファルケンスワールト・ユナイテッドが136.48秒で僅差の2位、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ピコベロ・フル・ハウス・テア・リンデンZ号、ナイエル・ナサール(エジプト)&オークス・レッドウッド号がクリアラウンドしたパリ・パンサーズが146.44秒で3位につけた。
続いて、ユル・フライリンク(オランダ)&フィミチーノ・ヴァン・デ・カレヴァレイ号が減点0、アンナ・ケルニコワ(チェコ)&シルバーストーンG号が減点4でフィニッシュしたプラハ・ライオンズが総減点4、136.14秒で4位。ビリー・トゥーミー(アイルランド)&チャット・ボットE.D号が減点0、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&グレート・ブリテンV号が減点4でフィニッシュしたモナコ・エイセスが総減点4、137.92秒で5位に。
以下、総減点8の4チームはタイム合計差により、カスカイス・チャームスが6位、ベルリン・イーグルスが7位、ニューヨーク・エンパイアが8位、サントロペ・パイレーツが9位、カンヌ・スターズが10位。総減点12のシャンハイ・スワンズが11位。総減点16の3チームもタイム合計差でドーハ・ファルコンズが12位、ハンブルグ・ジャイアンツが13位、マドリード・インモーションが14位。総減点20のスカンジナビアン・バイキングスが15位。総減点32のマイアミ・セルティックスが最下位スタートとなった。
第2ラウンド
迎えた第2ラウンドでは、第1ラウンドで2位につけていたファルケンスワールト・ユナイテッドが盤石のパフォーマンスを見せる。ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&キャッチ・ミー・ノットS号、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&フェロウ・キャッスルフィールド号の両人馬がともにクリアラウンド。唯一の総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)0で優勝を飾り、賞金20,326ユーロ(約265万円)を獲得した。
続いて、ビリー・トゥーミー(アイルランド)&チャット・ボットE.D号、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&グレート・ブリテンV号がクリアラウンドしたモナコ・エイセスが総減点4で2位フィニッシュ。ルドガー・ベールバウム(ドイツ)&ミラ号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号がクリアラウンドしたベルリン・イーグルスが総減点8で3位となり、表彰台最後の一枠を確保した。
ベルリン・イーグルスと同じく総減点8でフィニッシュした2チームは、タイム合計差により、プラハ・ライオンズが4位、パリ・パンサーズが5位。第1ラウンドを首位で折り返したロンドン・ナイツは総減点12と失速して6位。総減点16の2チームもタイム合計差により、カスカイス・チャームスが7位、サントロペ・パイレーツが8位に。
以下、総減点20のハンブルグ・ジャイアンツが9位、総減点24のシャンハイ・スワンズが10位、ニューヨーク・エンパイアが11位、カンヌ・スターズが12位、総減点28のスカンジナビアン・バイキングスが13位、ドーハ・ファルコンズが14位、総減点32のマイアミ・セルティックスが15位、失権となったマドリード・インモーションが最下位となった。
※写真はペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&キャッチ・ミー・ノットS号
PHOTO:GCL