スカンジナビアン・バイキングスが今シーズンのGCL初優勝/GCL2021 第15戦・シャモリーン大会Ⅱ

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第15戦・シャモリーン大会Ⅱ/CSI5*GCL Samorin]

現地時間21日および23日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第15戦・シャモリーン大会Ⅱ(開催地:スロバキア/シャモリーン)が行われ、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)、エヴェリナ・トヴェク(スウェーデン)、フランク・シャッター(オランダ)が出場したスカンジナビアン・バイキングスが優勝。2位にプラハ・ライオンズ、3位にファルケンスワールト・ユナイテッドが入った。

GCL2021 第15戦・シャモリーン大会Ⅱは、21日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、23日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155-160cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。

第1ラウンド

第1ラウンドでは、エヴェリナ・トヴェク(スウェーデン)&ウィネトゥー・デ・ラ・ハメンテ号、フランク・シャッター(オランダ)&キンキー・ボーイ・ファン・ヘット・ギルデンホフ号が共にクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したスカンジナビアン・バイアキングスが、唯一の総減点0で首位発進。

続いて、ユル・フライリンク(オランダ)&ロング・ジョン・シルバー号、ニルス・ブリュインセルス(ベルギー)&デラックス・ヴァンT&L号の2人馬が規定タイムオーバーの減点1でフィニッシュしたプラハ・ライオンズが総減点2で2位、総減点4の3チームはタイム合計差により、ベルリン・イーグルスが3位、ドーハ・ファルコンズが4位、カスカイス・チャームスが5位につけた。

以下、総減点5のファルケンスワールト・ユナイテッドが6位、総減点8のロンドン・ナイツが7位、総減点9のシャンハイ・スワンズが8位、ハンブルグ・ジャイアンツが9位、総減点10のニューヨーク・エンパイアが10位、総減点12のマイアミ・セルティックスが11位、カンヌ・スターズが12位、サントロペ・パイレーツが13位、パリ・パンサーズが14位、総減点13のモナコ・エイセスが15位に。なお、失権となったマドリード・インモーションはこの時点で最下位が確定している。

第2ラウンド

迎えた第2ラウンドでも、フランク・シャッター(オランダ)&ライオネルD号、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号が共にクリアラウンドしたスカンジナビアン・バイキングスが総減点0をキープ。見事に今シーズンのGCL初優勝を飾り、賞金20,597ユーロ(約272万円)を獲得した。

第1ラウンドを2位で折り返したプラハ・ライオンズも、ニルス・ブリュインセルス(ベルギー)&デラックス・ヴァンT&L号が減点0、ユル・フライリンク(オランダ)&ロング・ジョン・シルバー号が減点1でフィニッシュ。総減点3で2位に入り、今シーズン初の表彰台入りをはたした。

そして、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&フェロウ・キャッスルフィールド号がクリアラウンドし、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号が減点4でフィニッシュしたファルケンスワールト・ユナイテッドが総減点9で3位に。クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ドミネーター2000Z号、マリン・バーヤード・ジョンソン(スウェーデン)&H&Mインディアナ号が共にクリアラウンドしたシャンハイ・スワンズも総減点9で並んだが、タイム合計差で惜しくも4位となった。

以下、総減点12のロンドン・ナイツが5位、カスカイス・チャームスが6位、ベルリン・イーグルスが7位、総減点14のハンブルグ・ジャイアンツが8位、総減点16のサントロペ・パイレーツが9位、総減点18のモナコ・エイセスが10位、総減点20のパリ・パンサーズが11位、ドーハ・ファルコンズが12位、総減点26のニューヨーク・エンパイアが13位、総減点36のカンヌ・スターズが14位、失権となったマイアミ・セルティックスが15位という結果に終わっている。

PHOTO:GCL