[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第13戦・ローマ大会Ⅱ/CSI5*GCL Rome]
現地時間16日および18日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第13戦・ローマ大会Ⅱ(開催地:イタリア/ローマ)が行われ、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)が出場したファルケンスワールト・ユナイテッドが優勝。2位にスカンジナビアン・バイキングス、3位にニューヨーク・エンパイアが入った。
GCL2021 第13戦・ローマ大会Ⅱは、16日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、18日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。
第1ラウンド
第1ラウンドでは、セルジオ・アルバレス・モヤ(スペイン)&アラモ号、ユル・フライリンク(オランダ)&フィウミチーノ・ヴァン・デ・カルヴァレイ号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したプラハ・ライオンズが総減点0、タイム合計137.96秒で首位発進。
同じく、ジョディ・ホール・マカティアー(イギリス)&ソルトン・ペッパ号、ロジェ・イブ・ボスト(フランス)&ブルムッチ・デ・バレインズ号がクリアラウンドしたカスカイス・チャームスも総減点0でフィニッシュしたが、タイム合計は141.73秒。タイムがわずかに届かず2位となった。
また、総減点4で並んだ3チームもタイム合計差により、デニス・リンチ(アイルランド)&GCチョッピンズ・ブシ号が減点0、シェーン・ブリーン(アイルランド)&Z7イプスウィッチ号が減点4でフィニッシュしたニューヨークが3位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが4位、マドリード・インモーションが5位につけた。
以下、総減点5のベルリン・イーグルスが6位、総減点8のスカンジナビアン・バイキングスが7位、シャンハイ・スワンズが8位、総減点9のサントロペ・パイレーツが9位、総減点12のパリ・パンサーズが10位、マイアミ・セルティックスが11位、ドーハ・ファルコンズが12位、総減点13のカンヌ・スターズが13位、総減点14のハンブルグ・ジャイアンツが14位、総減点17のロンドン・ナイツが15位、総減点20のモナコ・エイセスが最下位スタートとなった。
第2ラウンド
迎えた第2ラウンドでは、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&フェロウ・キャッスルフィールド号がクリアラウンドしたファルケンスワールト・ユナイテッドが総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)を4にとどめ、見事に優勝。今シーズンのGCL4勝目を飾り、賞金20,326ユーロ(約262万円)を獲得した。
続いて、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号、エヴェリナ・トヴェク(スウェーデン)&ウィネトゥ・デ・ラ・ハメンテZ号がクリアラウンドしたスカンジナビアン・バイキングスが総減点8、タイム合計143.25秒で2位フィニッシュ。
そして、シェーン・ブリーン(アイルランド)&Z7イプスウィッチ号が減点0、デニス・リンチ(アイルランド)&クリステッロ号が減点4でフィニッシュしたニューヨーク・エンパイアも総減点8で並んだが、タイム合計144.47秒で3位に。同じく総減点8でフィニッシュしたマドリード・インモーションがタイム合計148.10秒で4位となった。
以下、第1ラウンド首位のプラハ・ライオンズは総減点12の5位。総減点13のサントロペ・パイレーツが6位、総減点14のベルリン・イーグルスが7位、総減点16のシャンハイ・スワンズが8位、パリ・パンサーズが9位、総減点20のカスカイス・チャームスが10位、総減点24のドーハ・ファルコンズが11位、総減点27のハンブルグ・ジャイアンツが12位、総減点30のロンドン・ナイツが13位、総減点32のマイアミ・セルティックスが14位、総減点36のモナコ・エイセスが15位、失権となったカンヌ・スターズが最下位となっている。
PHOTO:GCL