シャンハイ・スワンズが今シーズンのGCL3勝目/GCL2021 第12戦・ローマ大会

LGCT/GCL

[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第12戦・ローマ大会/CSI5*GCL Rome]

現地時間10日および11日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第12戦・ローマ大会(開催地:イタリア/ローマ)が行われ、マリン・バーヤード・ジョンソン(スウェーデン)とクリスチャン・アールマン(ドイツ)が出場したシャンハイ・スワンズが優勝。2位にパリ・パンサーズ、3位にマドリード・インモーション入った。

GCL2021 第12戦・ローマ大会は、10日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、11日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155-160cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。

第1ラウンド

第1ラウンドでは、16チーム中3チームが総減点4でフィニッシュ。そのうち、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&カルガリー・テイム号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)、ジョス・バルーイ(ベルギー)&ルチアーノ・ヴァン・ヘッド・ゲインステイン号が減点4で走行を終えたモナコ・エイセスが、タイム合計129.16秒で首位発進をきめた。

続いて、マリン・バーヤード・ジョンソン(スウェーデン)&H&Mインディアナ号が減点0、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&マンダト・ヴァン・デ・ニールハイド号が減点4だったシャンハイ・スワンズがタイム合計131.35秒で2位に、イヴ・ジョブズ(アメリカ)&ヴェニュー・デフィーズ・デ・ハザレス号が減点0、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号が減点4だったパリ・パンサーズがタイム合計135.00秒で3位につけた。

総減点8の5チームはタイム合計差により、プラハ・ライオンズが4位、マドリード・インモーションが5位、ドーハ・ファルコンズが6位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが7位、ハンブルグ・ジャイアンツが8位に。以下、総減点12のロンドン・ナイツが9位、スカンジナビアン・バイキングスが10位、総減点16のカンヌ・スターズが11位、総減点17のベルリン・イーグルスが12位、総減点20のニューヨーク・エンパイアが13位、サントロペ・パイレーツが14位、総減点22のマイアミ・セルティックスが15位、総減点33のカスカイス・チャームスが最下位スタートとなった。

第2ラウンド

迎えた第2ラウンドでは、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ソリッド・ゴールドZ号がクリアラウンドし、マリン・バーヤード・ジョンソン(スウェーデン)&H&Mインディアナ号が減点4だったシャンハイ・スワンズが総減点8(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)でフィニッシュ。逆転で今シーズンのGCL3勝目をマークし、優勝賞金20,326ユーロ(約264万円)を獲得した。

第1ラウンドで3位につけていたパリ・パンサーズは、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号がクリアラウンドしたものの、イヴ・ジョブズ(アメリカ)&ヴェニュー・デフィーズ・デ・ハザレス号が減点8でフィニッシュ。総減点12で惜しくも2位に敗れた。そして、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号が減点0、エリック・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ウォンチカインド号が減点4だったマドリード・インモーションも総減点12で並んだが、タイム合計差で3位となった。

総減点16の3チームもタイム合計差により、プラハ・ライオンズが4位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが5位、ロンドン・ナイツが6位。総減点20の4チームも同じくタイム合計差で、スカンディナヴィア・ヴァイキングスが7位、第1ラウンド首位から失速したモナコ・エイセスが8位、カンヌ・スターズが9位、ドーハ・ファルコンズが10位に。

以下、総減点21のハンブルグ・ジャイアンツが11位、総減点28のニューヨーク・エンパイアが12位、総減点32のサントロペ・パイレーツが13位、総減点34のマイアミ・セルティックスが14位、総減点37のベルリン・イーグルスが15位、総減点45のカスカイス・チャームスが最下位という結果に終わっている。

PHOTO:GCL