GCLマドリード大会はシャンハイ・スワンズが優勝/GCL2021 第2戦・マドリード大会

- MADRID, Club de Campo Villa de Madrid - 21 May 2021 - ph.Stefano Grasso/GCL
LGCT/GCL

[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第2戦・マドリード大会/CSI5*GCL Madrid]

現地時間21日および22日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第2戦・マドリード大会(開催地:スペイン/マドリード)が行われ、クリスチャン・アールマン(ドイツ)、マックス・クーナー(オーストリア)が出場したシャンハイ・スワンズが優勝。2位にマドリード・インモーション、3位にパリ・パンサーズが入った。

GCL2021 第2戦・マドリード大会は、21日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、22日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155-160cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。

第1ラウンド

第1ラウンドでは、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&テイク・ア・チャンス・オン・ミーZ号、マックス・クーナー(オーストリア)&バンクーバー・ドリームス号の両人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したシャンハイ・スワンズが、唯一の総減点0でまず首位に立った。

続いて、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号がクリアラウンド、エリック・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ウォンチュキンド号が規定タイムオーバーの減点1でフィニッシュしたマドリード・インモーションが総減点1で2位に。マーカス・アーニング(ドイツ)&プレット・ア・トゥート号がクリアラウンド、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&MクリスチャンK号が減点4でフィニッシュしたファルケンスワールト・ユナイテッドが総減点4で3位、同じく総減点4のロンドン・ナイツがタイム合計差で4位、総減点5のモナコ・エイセスが5位につけた。

以下、総減点9のドーハ・ファルコンズが6位、総減点12の4チームはタイム合計差により、カスカイス・チャームスが7位、スカンジナビアン・ヴァイキングスが8位、マイアミ・セルティックスが9位、パリ・パンサーズが10位に。総減点13の2チームもタイム合計差でベルリン・イーグルスが11、ニューヨーク・エンパイアが12位。総減点14のカンヌ・スターズが13位、総減点15のハンブルグ・ジャイアンツが14位、総減点18のプラハ・ライオンズが15位、総減点20のサントロペ・パイレーツが最下位スタートとなった。

第2ラウンド

迎えた第2ラウンドでは、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ドミネーター2000Z号、マックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号がクリアラウンドをきめたシャンハイ・スワンズが総減点(ラウンド1・2のトータル減点。以下同)0でフィニッシュ。見事にGCL2021 第2戦・マドリード大会を制し、年間ランキングでも首位に浮上した。

第1ラウンド2位からの逆転を狙ったマドリード・インモーションは、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号が再びクリアラウンドをきめたものの、エリック・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ウォンチュキンド号が減点4。総減点5で惜しくも2位に敗れた。

続いて、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&ビンゴ・デュ・パーク号、ダーラ・ケニー(アイルランド)&VDLカルテッロ号がともにクリアラウンドしたパリ・パンサーズが総減点12、タイム合計144.23秒でフィニッシュ。第1ラウンド10位から大きく巻き返して3位に入り、表彰台に上がった。

以下、総減点12のロンドン・ナイツが4位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが5位で第1戦・ドーハ大会に続くGCL連勝はならず。総減点17のニューヨーク・エンパイアが6位、ベルリン・イーグルスが7位、マイアミ・セルティックスが8位、スカンジナビアン・ヴァイキングスが9位、総減点21のドーハ・ファルコンズが10位、総減点23のハンブルグ・ジャイアンツが11位、総減点24のカスカイス・チャームスが12位、サントロペ・パイレーツが13位、総減点25のモナコ・エイセスが14位、総減点26のカンヌ・スターズが15位、総減点30のプラハ・ライオンズが最下位となった。

※写真はクリスチャン・アールマン(ドイツ)&テイク・ア・チャンス・オン・ミーZ号

PHOTO:GCL