[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第11戦・ハンブルグ大会/CSI5*GCL Hamburg]
現地時間27日および28日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第11戦・ハンブルグ大会(開催地:ドイツ/ハンブルグ)が行われ、イヴ・ジョブス(アメリカ)、ナイエル・ナサール(エジプト)が出場したパリ・パンサーズが優勝。2位にサントロペ・パイレーツ、3位にファルケンスワールト・ユナイテッドが入った。
GCL2021 第11戦・ハンブルグ大会は、27日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)、28日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。
第1ラウンド
第1ラウンドでは、4チームが総減点0でフィニッシュ。そのうち、ルドガー・ベールバウム(ドイツ)&ミラ号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したベルリン・イーグルスがタイム合計147.24秒で首位に立った。
他の3チームはタイム合計差により、151.97秒のファルケンスワールト・ユナイテッドが2位、157.26秒のパリ・パンサーズが3位、158.02秒のプラハ・ライオンズが4位に。また、総減点4でフィニッシュした4チームもタイム合計差により、モナコ・エイセスが5位、カスカイス・チャームスが6位、ロンドン・ナイツが7位、サントロペ・パイレーツが8位につけた。
以下、総減点5のスカンジナビアン・バイキングスが9位、ハンブルグ・ジャイアンツが10位、総減点8のニューヨーク・エンパイアが11位、シャンハイ・スワンズが12位、総減点12のマドリード・インモーションが13位、ドーハ・ファルコンズが14位、総減点21のマイアミ・セルティックスが最下位スタートとなった。
第2ラウンド
迎えた第2ラウンドでは、ナイエル・ナサール(エジプト)&コロナード号が減点0、イヴ・ジョブス(アメリカ)&ヴェニュー・ディフィーズ・デハザレス号が減点5で走行を終えたパリ・パンサーズが総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)5でフィニッシュし、見事に優勝。今シーズンのGCL3勝目を飾り、賞金20,597ユーロ(約266万円)を獲得した。
続いて、オリヴィエ・ロバート(フランス)&ヴァンゴグ・デュ・マス・ガーニエ号が減点0、マイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号が減点5で走行を終えたサントロペ・パイレーツが総減点9で2位に。マーカス・アーニング(ドイツ)&ミザント・プレット・ア・トゥート号が減点4、ジル・トーマス(ベルギー)&フェロマス・ヴァン・ビークZ号が減点5で走行を終えたファルケンスワールト・ユナイテッドも総減点9で並んだが、タイム合計差で惜しくも3位となった。
第1ラウンドを首位で折り返したベルリン・イーグルスは総減点12と失速して4位に。以下、総減点17のロンドン・ナイツが5位、シャンハイ・スワンズが6位、総減点18のニューヨーク・エンパイアが7位、総減点20のマドリード・インモーションが8位、カスカイス・チャームスが9位、総減点22のドーハ・ファルコンズが10位、総減点24のハンブルグ・ジャイアンツが11位、総減点31のスカンジナビアン・バイキングスが12位、失権となった3チームはモナコ・エイセスが13位、マイアミ・セルティックスが14位、プラハ・ライオンズが最下位という結果に終わっている。
PHOTO:GCL