[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第1戦・ドーハ大会/CSI5* GCL Doha]
現地時間4日および6日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第1戦・ドーハ大会(開催地:カタール/ドーハ)が行われ、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)、マーカス・アーニング(ドイツ)が出場したファルケンスワールト・ユナイテッドが優勝。2位にシャンハイ・スワンズ、3位にベルリン・イーグルスが入った。
GCL2021 第1戦・ドーハ大会は、4日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、6日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/160cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。
[フル動画]
第1ラウンド
第1ラウンドでは、サントロペ・パイレーツ、シャンハイ・スワンズ、ニューヨーク・エンパイア、ファルケンスワールト・ユナイテッド、ベルリン・イーグルスの5チームが2人馬ともにクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、総減点0でフィニッシュ。そのうち、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号が67.06秒、マーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号が65.35秒をマークしたファルケンスワールト・ユナイテッドがタイム合計132.41秒で首位に立った。
続いて、クリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー号が69.59秒、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号が63.74秒をマークしたベルリン・イーグルスがタイム合計139.33秒で2位、デニス・リンチ(アイルランド)&クリステロ号が68.49秒、スコット・ブラッシュ(イギリス)&ハロー・ジェファーソン号が65.80秒をマークしたニューヨーク・エンパイアが134.29秒で3位、サントロペ・パイレーツが138.92秒で4位、シャンハイ・スワンズが139.42秒の5位につけた。
以下、総減点4の6チームはタイム合計差により、カスカイス・チャームスが6位、マドリード・インモーションが7位、ドーハ・ファルコンズが8位、マイアミ・セルティックスが9位、モナコ・エイセスが10位、スカンジナビアン・ヴァイキングスが11位に。総減点8の3チームもタイム合計差により、ロンドン・ナイツが12位、プラハ・ライオンズが13位、ハンブルグ・ジャイアンツが14位。そして、総減点12のパリ・パンサーズが最下位スタートとなった。
第2ラウンド
迎えた第2ラウンドでは、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号が70.47秒、マーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号が73.15秒でダブルクリアラウンドをきめたファルケンスワールト・ユナイテッドが首位の座を譲らず。総減点(ラウンド1・2のトータル減点。以下同)0、タイム合計143.62秒で見事にGCL2021 第1戦・ドーハ大会を制した。
ラウンド1で5位につけていたシャンハイ・スワンズも、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ドミネーター2000Z号が72.20秒、マックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号が73.02秒でクリアラウンドし、総減点0をキープしたが、タイム合計145.22秒で惜しくも2位に敗れた。
一方、ラウンド1で2位につけていたベルリン・イーグルスは、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&アサーター号がクリアラウンドしたものの、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号が減点5でフィニッシュ。総減点5で全走行を終えて3位に入り、表彰台最後の一枠を何とか確保した。
以下、総減点8のニューヨーク・エンパイアが4位、モナコ・エイセスが5位、ドーハ・ファルコンズが6位、プラハ・ライオンズが7位、マドリード・インモーションが8位、総減点9のカスカイス・チャームズが9位、総減点12のスカンジナビアン・ヴァイキングスが10位、パリ・パンサーズが11位、総減点16のマイアミ・セルティックスが12位、のロンドン・ナイツが13位、総減点20のサントロペ・パイレーツが14位、総減点22のハンブルグ・ジャイアンツが最下位となった。なお、カンヌ・スターズは今大会には出場していない。
PHOTO:GCL