[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第8戦・ベルリン大会/CSI5*GCL Berlin]
現地時間23日および24日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第8戦・ベルリン大会(開催地:ドイツ/ベルリン)が行われ、ダーラ・ケニー(アイルランド)、ナイエル・ナサール(エジプト)が出場したパリ・パンサーズが優勝。2位にベルリン・イーグルス、3位にシャンハイ・スワンズが入った。
GCL2021 第8戦・ベルリン大会は、23日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)、24日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。
第1ラウンド
第1ラウンドでは、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&ソレロMS号、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&グレート・ブリテンV号が共にクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したモナコ・エイセスが、総減点0、タイム合計134.30秒で首位に立つ。
同じく総減点0でフィニッシュした5チームはタイム合計差により、144.05秒のパリ・パンサーズが2位、144.61秒のニューヨーク・エンパイアが3位、146.00秒のシャンハイ・スワンズが4位、146.08秒のファルケンスワールト・ユナイテッドが5位、146.67秒のベルリン・イーグルスが6位につけた。
以下、総減点1のドーハ・ファルコンズが7位、総減点4のロンドン・ナイツが8位、プラハ・ライオンズが9位、総減点5のスカンジナビアン・バイキングスが10位、総減点8のカンヌ・スターズが11位、サントロペ・パイレーツが12位、総減点9のハンブルグ・ジャイアンツが13位、マドリード・インモーションが14位、総減点13のマイアミ・セルティックスが15位、総減点21のカスカイス・チャームスが最下位スタートとなった。
第2ラウンド
第2ラウンドでは一転し、出場2人馬ともにクリアラウンドするチームは現れず。ナイエル・ナサール(エジプト)&コロナード号がクリアラウンドし、ダーラ・ケニー(アイルランド)&グレート・ティキラJ号が減点4でフィニッシュしたパリ・パンサーズが、総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)4で見事に優勝。第7戦・モナコ大会に続くGCL2連勝を飾り、賞金20,326ユーロ(約264万円)を獲得した。
続いて、ルドガー・ベールバウム(ドイツ)&ミラ号がクリアラウンドし、ローラ・クラフェケ(ドイツ)&クイン号が減点5でフィニッシュしたベルリン・イーグルスが総減点5で2位に。マックス・クーナー(オーストリア)&アップ・トゥ・ジャコ・ブルー号がクリアラウンドし、ルーカス・ポーター(アメリカ)&ホープ・ストリート号が減点8でフィニッシュしたシャンハイ・スワンズが総減点8で3位に入った。
同じく総減点8の2チームはタイム合計差により、ニューヨーク・エンパイアが4位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが5位。総減点12の2チームもタイム合計差により、プラハ・ライオンズが6位、ロンドン・ナイツが7位。そして、第1ラウンド首位のモナコ・エイセスは総減点16と失速して8位に。
以下、総減点17のスカンジナビアン・バイキングスが9位、総減点18のマドリード・インモーションが10位、総減点26のマイアミ・セルティックスが11位、総減点30のカスカイス・チャームスが12位、総減点36のハンブルグ・ジャイアンツが13位、総減点37のカンヌ・スターズが14位、失権となったサントロペ・パイレーツ、ドーハ・ファルコンズの2チームが最下位となった。
PHOTO:GCL