ケント・ファリントン(アメリカ)のガゼル号が引退

海外障害馬術競技会

現地時間8日、ケント・ファリントン(アメリカ)のトップホースとして活躍したガゼル号(ベルギー産ベルジャンウォームブラッド種/17歳牝馬)の競技引退が発表された。現地時間2月11日、開催中の冬季馬術フェスティバル ウィーク5(CSI5*Wellington FL)にて、引退セレモニーが行われるという。

同馬は2014年にケント・ファリントン(アメリカ)とコンビを結成。CHIジュネーヴ2017(CSI5*Geneva)、CHIOアーヘン2019(CSIO5*RGS Aachen)でのロレックスグランプリ制覇、スプルースメドウズ・サマーシリーズ(CSI5* Spruce Meadows)における4回のグランプリ制覇など、数々のビッグタイトルを獲得。また、2021年にはアメリカ代表チームのメンバーとして、2020東京五輪に出場した。

生涯獲得賞金は400万ドル(約5億円)以上。2020年には、米国馬術連盟(USEF)が表彰するUSEFインターナショナル・ホース・オブザイヤー2020に選出されるなど、輝かしい成績を収めている。

PHOTO:©Rolex/ASHLEY NEUHOF