[ラスベガス・ナショナルホースショー2021/CSI4*-W Las Vegas]
現地時間20日、ラスベガス・ナショナルホースショー2021(開催地:アメリカ/ネバダ州ラスベガス)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 北米リーグ 第5戦・ラスベガス大会(標準障害飛越競/140-160cm)にて、ハンター・ホロウェイ(アメリカ)&ペピタ・コン・スピタ号が優勝。2位にナタリー・ディーン(アメリカ)&チャンス・ステ・エルメル号、3位にローラ・ハイト(アメリカ)&カリプソVDズートーヴ号が入った。
[ハイライト動画]
第1走行
出場30人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番のローワン・ウィリス(オーストラリア)&ブルー・ムービー号。続いて、9番のローラ・ハイト(アメリカ)&カリプソVDズートーヴ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、10番のエリン・バラード(カナダ)&ビリー・アルペン号、19番のハンター・ホロウェイ(アメリカ)&ペピタ・コン・スピタ号、27番のナタリー・ディーン(アメリカ)&チャンス・ステ・エルメル号、28番のルイス・サビノ・ゴンカルベス(ポルトガル)&アルガン・デ・ベリアール号の4人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル6人馬で争われることになった。
なお、世界ランク20位でFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 北米リーグランキング首位を走るコナー・スワイル(アイルランド)は減点4でのフィニッシュとなり、ジャンプ・オフに駒を進めることができなかった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切ったローラ・ハイト(アメリカ)&カリプソVDズートーヴ号が1落下の減点4でフィニッシュ。先に減点8で走行を終えていたローワン・ウィリス(オーストラリア)&ブルー・ムービー号をかわして、首位に立つ。
3番目のエリン・バラード(カナダ)&ビリー・アルペン号は減点8で敗退。しかし、4番目のハンター・ホロウェイ(アメリカ)&ペピタ・コン・スピタ号が37.77秒でクリアラウンド。ハイトをかわして首位に躍り出ると、5番目のナタリー・ディーン(アメリカ)&チャンス・ステ・エルメル号も減点0で続いたが、タイムは40.83秒。さらに、最終6番目のルイス・サビノ・ゴンカルベス(ポルトガル)&アルガン・デ・ベリアール号も減点4でフィニッシュ。
以上の結果、ハンター・ホロウェイ(アメリカ)&ペピタ・コン・スピタ号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 ラスベガス大会を制し、優勝賞金37,500ドル(約430万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI