[キングスランド・オスロホースショー2019/CSI5*-W Oslo]
現地時間20日、キングスランド・オスロホースショー2019(開催地:ノルウェー/オスロ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 西ヨーロッパリーグ 第1戦・オスロ大会(標準障害飛越競技/140-160cm)にて、ブライアン・バルシガー(スイス)&クルーゾ・デ・ラッサス号が優勝。ルシアナ・ディニス(ポルトガル)&ヴェルティゴ・デュ・デザート号、3位にはガイア・ガリクセン(ノルウェー)&VDLグループ・クアトロ号が入った。
[ハイライト動画]
第1走行
出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、17番のジェームズ・ウィルソン(イギリス)&イマジン・デ・ミューズ号。続いて、19番のエマ・オーギエ・デ・ムーサク(チェコ)&J.C.Sチャコ・ディア号が減点0でフィニッシュし、この時点でジャンプ・オフが成立となる。
その後、世界ランク1位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーブ・ゲルダ(スイス)&アラモ号、同ランク4位で2016リオデジャネイロ五輪個人銀メダリストのペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、LGCT2015チャンピオンのルシアナ・ディニス(ポルトガル)&ヴェルティゴ・デュ・デザート号など10人馬がクリアラウンド。トータル12人馬がジャンプ・オフへと駒を進めた。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3番目にスタートを切ったブライアン・バルシガー(スイス)&クルーゾ・デ・ラッサス号が40.00秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたエマ・オーギエ・デ・ムーサク(チェコ)&J.C.Sチャコ・ディア号をかわして首位に立つと、後続の人馬はなかなかこのタイムを上回ることができない。
バルシガーに続いて、4番目のガイア・ガリクセン(ノルウェー)&VDLグループ・クアトロ号、7番目のルシアナ・ディニス(ポルトガル)&ヴェルティゴ・デュ・デザート号もクリアラウンドするが、タイムはガリクセンが40.99秒、ディニスが40.40秒でわずかに届かず。9番目のオリヴィエ・ロバート(フランス)&テンポ・デ・パーバン号も減点0でフィニッシュするが、タイムは42.64秒。
さらに、10番目のペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、最終12番目のスティーブ・ゲルダ(スイス)&アラモ号も1落下の減点4で走行を終えたため、ブライアン・バルシガー(スイス)&クルーゾ・デ・ラッサス号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ201-2020 オスロ大会を制覇。優勝賞金425,000ノルウェークローネ(約505万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI