FEIワールドカップ・ライプツィヒ大会はデニス・リンチ(アイルランド)が優勝/パートナーフェアード・ライプツィヒ2020

FEIワールドカップ

[パートナーフェアード・ライプツィヒ2020/CSI5*-W Leipzig]

現地時間19日、パートナーフェアード・ライプツィヒ2020 (開催地:ドイツ/ライプツィヒ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 西ヨーロッパリーグ 第11戦・ライプツィヒ大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、デニス・リンチ(アイルランド)&GCチョッピンズ・ブシ号が優勝。2位にはクリスチャン・アールマン(ドイツ)&ドミネーター2000Z号、マーカス・アーニング(ドイツ)&コム・イル・フォート号が入った。

[ハイライト動画]

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第1走行

出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、8番のクリストファー・クラゼナー(ドイツ)&コルネッツ・スピリット号。続く9番のダグラス・リンデロウ(スウェーデン)&カスコ・ブルー号も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、世界ランク2位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーヴ・ゲルダ(スイス)&マイティー・マウス号、同ランク3位のダニエル・ドイサー(ドイツ)&ジャスミンVDビショップ号、FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナルを過去3度制しているマーカス・アーニング(ドイツ)&コム・イル・フォート号、同大会2連覇を狙うクリスチャン・アールマン(ドイツ)&ドミネーター2000Z号など14人馬がクリアラウンド。トータル16人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク6位のピーター・デボス(ベルギー)は減点4、同ランク10位のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)は減点13でのフィニッシュとなり、ジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、7番目にスタートを切ったクリスチャン・アールマン(ドイツ)&ドミネーター2000Z号が33.77秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたミハエル・ユング(ドイツ)&フィッシャーチェルシー号、減点4で走行を終えていたスティーヴ・ゲルダ(スイス)&マイティー・マウス号以下をかわして、首位に立つ。

8番目のウィルム・バーミアー(ベルギー)&IQ ヴァン・ヘット・ステエンチェ号も減点0で続くが、アールマンのタイムには大きく及ばない。しかし、9番目のデニス・リンチ(アイルランド)&GCチョッピンズ・ブシ号が33.16秒でクリラウンド。一番時計を0.61秒更新して首位に躍り出ると、10番目のエミリオ・ビコッキ(イタリア)&エヴィータSGZ号もクリアラウンドするが、タイムは34.88秒と一番時計を更新することはできず。

さらに、11番目のダニエル・ドイサー(ドイツ)&ジャスミンVDビショップ号は減点4で敗退。12番目のパトリック・シュトゥルマイヤー(ドイツ)&バリホカ・デュ・テンプル号、13番目マーカス・アーニング(ドイツ)&コム・イル・フォート号、最終16番目のマイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号はクリアラウンドをしたが、タイムはアーニングの34.25秒が最高で3位止まり。

以上の結果、デニス・リンチ(アイルランド)&GCチョッピンズ・ブシ号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 ライプツィヒ大会を制し、優勝賞金40,000ユーロ(約488万円)を獲得。西ヨーロッパリーグランキングはスティーヴ・ゲルダ(スイス)が首位をキープした。

PHOTO:©FEI