[サマーフォート・フェスティバル2019/CSI4*-W Langley BC]
現地時間28日、サマーフォート・フェスティバル2019(開催地:カナダ/ラングリー)期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米西部リーグ 第1戦・バンクーバー大会(標準障害飛越競技/140-160cm)にて、ダニエル・コイル(アイルランド)&ファレル号が優勝。2位にはケルリ・クルシオッティ(アメリカ)&ハジャ・ヴァン・オルショフ号、3位にはハリー・スモルダーズ(オランダ)&ホーカス・ポーカス・デ・ミューズ号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は32番のリチャード・スプーナー(アメリカ)&クイラドRC号。続いて、34番のダニエル・コイル(アイルランド)&ファレル号が減点0でフィニッシュし、第1走行終盤になってジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立となる。
その後、世界ランク6位のビージー・マッデン(アメリカ)&ダリー・ロウ号、LGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ(オランダ)&ホーカス・ポーカス・デ・ミューズ号、ケルリ・クルシオッティ(アメリカ)&ハジャ・ヴァン・オルショフ号の3人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル5人馬で争われることになった。
なお、日本のカレン・ポーリー&キノ号(木下グループ)は1落下の減点4で走行を終え、惜しくも第1走行で敗退。15位で大会を終えた。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフ。トップバッターのリチャード・スプーナー(アメリカ)&クイラドRC号は減点10で走行を終えたが、2番目のダニエル・コイル(アイルランド)&ファレル号は第1走行に続いてクリアラウンド。37.32秒の好タイムをマークし、首位に立つ。
続く3番目のハリー・スモルダーズ(オランダ)&ホーカス・ポーカス・デ・ミューズ号、4番目のビージー・マッデン(アメリカ)&ダリー・ロウ号はいずれも1落下の減点4でフィニッシュ。そして、最終5番目のケルリ・クルシオッティ(アメリカ)&ハジャ・ヴァン・オルショフ号はクリアラウンドをきめたが、タイムは42.26秒とコイルには大きく及ばず。
以上の結果、ダニエル・コイル(アイルランド)&ファレル号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 バンクーバー大会を制し、優勝賞金47,850カナダドル(約386万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI