[ラスベガス・ナショナルホースショー2019/CSI3*-W Las Vegas]
現地時間16日、ラスベガス・ナショナルホースショー2019(開催地:アメリカ/ネバダ州ラスベガス)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米西部リーグ 第5戦・ラスベガス大会(標準障害飛越競/140-160cm)にて、エイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号が優勝。2位にはアンドリュー・ラムジー(アメリカ)&ストランガー号、3位にはウーマ・オニール(ニュージーランド)&クロックワイズ・オブ・グリーヒルZ号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、18番のエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号。続いて、28番のアンドリュー・ラムジー(アメリカ)&ストランガー号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、クリアラウンドする人馬は現れず、ジャンプ・オフは2人馬の一騎打ちで争われることになった。なお、ウーマ・オニール(ニュージーランド)&クロックワイズ・オブ・グリーヒルZ号、サラ・シーガル(アメリカ)&カミラ号、リチャード・スプーナー(アメリカ)&クアリドRC号の3人馬が規定タイムオーバーの減点1で惜しくもジャンプ・オフ進出ならず。
また、LGCT2017チャンピオンのハリー・すモルダーズ(オランダ)&ホーカス・ポーカス・デ・ミューズ号も減点4で走行を終え、第1走行で敗退となった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターのエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号が第1走行に続いてのクリアラウンド。37.68秒の好タイムをマークし、後続にプレッシャーをかける。
そして、最終2番目のアンドリュー・ラムジー(アメリカ)&ストランガー号は3つ目の障害でバーを落とし、減点4でフィニッシュ。以上の結果、エイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 ラスベガス大会を制し、優勝賞金25,000ドル(約270万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI