[デルマー・インターナショナルホースショー2019/CSI3*-W Del Mar]
現地時間19日、デルマー・インターナショナルホースショー2019(開催地:アメリカ/カリフォルニア州デルマー)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米西部リーグ 第3戦・デルマー大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、アシュリー・ボンド(イスラエル)&ドナテロ号が優勝。2位にはニコライ・ハイン・ルース(デンマーク)&キャデラック号、3位にはケリ・ポッター(アメリカ)&アリエル・ラ・シレーヌ号が入った。
[ハイライト動画]
第1走行
出場37人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、20番のアンドリュー・ラムジー(アメリカ)&ストランガー号。続いて、22番のニコライ・ハイン・ルース(デンマーク)&キャデラック号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、26番のケリ・ポッター(アメリカ)&アリエル・ラ・シレーヌ号、29番のアシュリー・ボンド(イスラエル)&ドナテロ号、30番のカール・クック(アメリカ)&カイルー24号の3人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル5人馬で争われることになった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切ったニコライ・ハイン・ルース(デンマーク)&キャデラック号が43.27秒でクリアラウンド。先に減点4で走行を終えていたアンドリュー・ラムジー(アメリカ)&ストランガー号をかわして、首位に立つ。
続く3番目のケリ・ポッター(アメリカ)&アリエル・ラ・シレーヌ号は減点4でのフィニッシュとなり、ハイン・ルースには及ばない。しかし、4番目のアシュリー・ボンド(イスラエル)&ドナテロ号が38.82秒でクリアラウンド。一番時計を4秒以上更新する快走を披露し、首位に躍り出る。
そして、最終5番目、北米西部リーグ連勝を狙ったカール・クック(アメリカ)&カイルー24号が減点8で走行を終えたため、アシュリー・ボンド(イスラエル)&ドナテロ号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ201-2020 デルマー大会を制覇。優勝賞金33,000ドル(約360万円)を獲得すると共に、北米西部リーグランキングも2位に浮上した。
PHOTO:©FEI