[ディリア馬術フェスティバル2019 /CSI4*-W Riyadh]
現地時間13日、ディリア馬術フェスティバル2019 (開催地:サウジアラビア/リヤド)の2日目に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 アラブ・中東リーグ 第2戦・リヤド大会(二回走行競技/145cm)にて、川合正育(杉谷乗馬クラブ)&ケルビン号が優勝。2位にはワレド・アルガムディ(サウジアラビア)&セニエタ号、3位にはモハメド・タラート(エジプト)&カサノヴァ・ロイヤル号が入った。
第1走行
18人馬が出場した第1走行では、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&ケルビン号、ワレド・アルガムディ(サウジアラビア)&セニエタ号、2番のモハメド・タラート(エジプト)&カサノヴァ・ロイヤル号、ジャスミン・チェン(台湾)&ベニトゥス・ディ・バジェラーノ号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、第2走行へ。川合は69.65秒のトップタイムをマークし、堂々首位に立った。
そして、減点4で走行を終えた2012ロンドン五輪団体銅メダリストのアブドゥラ・アルシャーバトリー(サウジアラビア)&ラリー号、ラムジー・ハメド・アル・デュハミ(サウジアラビア)&ハイ・クオリティJ号など5人馬のうち、タイム最上位となったアルシャーバトリーも第2走行進出。アル・デュハミはタイム差で惜しくも第1走行敗退となった。
第2走行
5人馬で争われた第2走行では、3番目のワレド・アルガムディ(サウジアラビア)&セニエタ号が40.03秒の好タイムでクリアラウンド。先に総減点0、タイム40.50秒で走行を終えていたモハメド・タラート(エジプト)&カサノヴァ・ロイヤル号、総減点4で走行を終えていたアブドゥラ・アルシャーバトリー(サウジアラビア)&ラリー号をかわして、首位に浮上する。
4番目のジャスミン・チェン(台湾)&ベニトゥス・ディ・バジェラーノ号は1落下の減点4でフィニッシュし、総減点4で優勝争いから脱落する。しかし、最終5番目の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&ケルビン号が38.73秒でクリアラウンド。一番時計を1.3秒も更新する快走でFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 リヤド大会を制し、優勝賞金110,000サウジアラビヤリヤル(約322万円)を獲得した。
※写真はグローバル・チャンピオンズ・プラハ・プレーオフ2019出場時のもの
PHOTO:Sportfot