[キングスランド・オスロホースショー2018/CSI5*-W Oslo]
現地時間14日、キングスランド・オスロホースショー2018(開催地:ノルウェー/オスロ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 西ヨーロッパリーグ 第1戦・オスロ大会(標準障害飛越競技/140-160cm)にて、ダグラス・リンデロウ(スウェーデン)&ザクラメント号が優勝。2位にはケビン・スタウト(フランス)&シルバー・ドゥー・ドゥ・ヴィアトンHDC号、3位にはエドウィナ・トップス・アクレサンダー(オーストラリア)&カリフォルニア号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場37人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、4番のアンナ・ジュリア・コンティオ(フィンランド)&オルネルライア号。続いて、6番のマイケル・クリストフォレッティ(イタリア)&ベロニー号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、2011・2012シーズンLGCTチャンピオンのエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&カリフォルニア号、2016リオデジャネイロ五輪団体金メダリストのケビン・スタウト(フランス)&シルバー・ドゥー・ドゥ・ヴィアトンHDC号など10人馬がクリアラウンド。トータル12人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、世界ランク2位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーヴ・ゲルダ(スイス)は1落下の減点4で惜しくもジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、4番目にスタートを切ったダグラス・リンデロウ(スウェーデン)&ザクラメント号が44.67秒という素晴らしいタイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたマイケル・クリストフォレッティ(イタリア)&ベロニー号のタイムを上回り、首位に立つ。
5番目のルカ・マリア・モニタ(イタリア)&コネリー号、6番目のハンス・ディーター・ドレ―アー(ドイツ)&トゥウェンティ・クラリー号、7番目のデニス・リンチ(アイルランド)&ザ・シンナー号も減点0でフィニッシュするが、いずれもリンデロウのタイムには届かない。
さらに、10番目のエドウィナ・トップス・アクレサンダー(オーストラリア)&カリフォルニア号、最終12番目のケビン・スタウト(フランス)&シルバー・ドゥー・ドゥ・ヴィアトンHDC号もクリアラウンドをきめるが、タイムはアレクサンダーが45.56秒、スタウトが45.51秒で一番時計を更新することはできず。
以上の結果、ダグラス・リンデロウ(スウェーデン)&ザクラメント号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 オスロ大会を制し、優勝賞金375,000ノルウェークローネ(約515万円)を獲得。西ヨーロッパリーグランキングでまずトップに立った。
PHOTO:©FEI