[パートナーフェアード・ライプツィヒ2019/CSI5*-W Leipzig]
現地時間20日、パートナーフェアード・ライプツィヒ2019(開催地:ドイツ/ライプツィヒ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 西ヨーロッパリーグ 第11戦・ライプツィヒ大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&カルビスZ号が優勝。2位にはフランソワ・マシー(ベルギー)&ウーノ・デ・ラ・ローク号、3位にはロレンゾ・デ・ルカ(イタリア)&アーミテージズ・ボーイ号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、15番のレオポルド・ヴァン・アステン(オランダ)&VDLグループ・ビューティー号。続いて、19番のトビアス・マイヤー(ドイツ)&クイーンティナ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、世界ランク3位のマーカス・アーニング(ドイツ)&コム・イル・フォート号、同ランク6位のダニエル・ドイサー(ドイツ)&トバゴZ号、ロレンゾ・デ・ルカ(イタリア)&アーミテージズ・ボーイ号、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&カルビスZ号、フランソワ・マシー(ベルギー)&ウーノ・デ・ラ・ローク号の5人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル7人馬で争われることになった。
なお、世界ランキング10位のマーティン・フックス(スイス)は減点4、2016リオデジャネイロ五輪団体金メダリストのケビン・スタウト(フランス)は減点12で走行を終え、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3番目にスタートを切ったフランソワ・マシー(ベルギー)&ウーノ・デ・ラ・ローク号が第1走行に続いてのクリアラウンド。41.49秒の好タイムをマークし、首位に立つ。
続く4番目のダニエル・ドイサー(ドイツ)&トバゴZ号は39.53秒という速いタイムを叩き出すも、バーを1つ落として減点4フィニッシュ。5番目のロレンゾ・デ・ルカ(イタリア)&アーミテージズ・ボーイ号はクリアラウンドをきめるが、タイムは42.19秒とわずかに届かず。さらに、6番目のマーカス・アーニング(ドイツ)&コム・イル・フォート号も1落下の減点4でマシーには及ばない。
そして、いよいよ最終7番目のクリスチャン・アールマン(ドイツ)&カルビスZ号がアリーナへ。地元ファンの期待を一身に受けてスタートした人馬は40.70秒でクリアラウンド。一番時計を0.79秒更新して、見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 ライプツィヒ大会を制した。
この勝利により、アールマンは優勝賞金40,000ユーロ(約499万円)を獲得。西ヨーロッパリーグランキングもスティーヴ・ゲルダ(スイス)をかわして首位に浮上した。
PHOTO:©FEI