エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)がFEIワールドカップ・ラコルーニャ大会を連覇/CSI5*-W ラコルーニャ2018

FEIワールドカップ

[CSI5*-W ラコルーニャ2018/CSI5*-W La Coruña]

現地時間9日、CSI5*-W ラコルーニャ2018(開催地:スペイン/ラコルーニャ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 西ヨーロッパリーグ 第7戦・ラコルーニャ大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&ヴィンチェスター号が優勝。2位にはエマヌエーレ・ガウディアーノ(イタリア)&シャロウ号、3位にはルドガー・ベールバウム(ドイツ)&クール・フィーリング号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場38人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、4番のクリスチャン・ククック(ドイツ)&コレスタス号。続いて、20番のイルマ・カールソン(スウェーデン)&イダ・ヴァン・デ・ビショップ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、LGCT2011・2012チャンピオンのエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&ヴィンチェスター号、個人で1つ・団体で3つの五輪金メダルを獲得しているルドガー・ベールバウム(ドイツ)&クール・フィーリング号、レオポルド・ヴァン・アステン(オランダ)&VDLグループ・ビューティー号、エマヌエーレ・ガウディアーノ(イタリア)&シャロウ号など8人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル10人馬で争われることになった。

なお、アルベルト・ゾルツィ(イタリア)、デニス・リンチ(アイルランド)、フィリップ・ワイスハウプト、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)は減点4で走行を終え、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、4番目にスタートを切ったジョス・バルーイ(ベルギー)&イゴール号が44.24秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたオリヴィエ・ロバート(フランス)&テンポ・デ・パーバン号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&コレスタス号のタイムを上回り、首位に立つ。

続いて、5番目のガンドラン・パティート(ベルギー)&シー・コースト・ペブルスZ号、6番目のレオポルド・ヴァン・アステン(オランダ)&VDLグループ・ビューティー号はいずれも1落下の減点4でフィニッシュし、バルーイには及ばない。しかし、7番目のエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&ヴィンチェスター号が42.26秒でクリアラウンド。一番時計を約2秒更新して、首位に躍り出る。

その後、8番目のエマヌエーレ・ガウディアーノ(イタリア)&シャロウ号、最終10番目のルドガー・ベールバウム(ドイツ)&クール・フィーリング号もクリアラウンドをきめたが、タイムはガウディアーノが43.01秒、ベールバウムが43.26秒でアレクサンダーには届かず。

以上の結果、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)が昨年に続く同大会2連覇を飾り、優勝賞金108,900ユーロ(約1,400万円)を獲得。西ヨーロッパリーグランキングも5位に浮上した。

PHOTO:©FEI