[ワシントン・インターナショナルホースショー2018/CSI4*-W Washington]
現地時間27日、ワシントン・インターナショナルホースショー2018(開催地:アメリカ/ワシントンD.C.)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 北米東部リーグ 第3戦・ワシントン大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、ビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号が優勝。2位にはキャサリン・ディナン(アメリカ)&ドギー・ダグラス号、3位にはルーシー・デイビス(アメリカ)&カラーチョ号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場24人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番のルーシー・デイビス(アメリカ)&カラーチョ号。続いて、8番のキャサリン・ディナン(アメリカ)&ドギー・ダグラス号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、FEIジャンピング・ワールドカップ・ジャンピング・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号、FEIヨーロッパ選手権2017団体金メダリストのシェーン・スウィートナム(アイルランド)&ドント・タッチ・ドゥ・ボイス号がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル4人馬で争われることになった。
なお、世界ランキング4位のマクレーン・ウォード(アメリカ)、ローラ・クラウト(アメリカ)はいずれも減点4で走行を終え、ジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターのルーシー・デイビス(アメリカ)&カラーチョ号が第1走行に続いてクリアラウンド。いきなり33.34秒の好タイムをマークする。しかし、2番目のキャサリン・ディナン(アメリカ)&ドギー・ダグラス号も32.93秒でクリアラウンド。デイビスをかわして、首位に立つ。
ところが、その直後。3番目にスタートを切ったビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号がディナンのタイムをさらに2秒以上縮める30.74秒でクリアラウンド。ファイナル連覇を狙う女王が会心のパフォーマンスで堂々首位に躍り出ると、最終4番目のシェーン・スウィートナム(アイルランド)&ドント・タッチ・ドゥ・ボイス号は1落下の減点4でフィニッシュ。
以上の結果、ビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号が見事に今シーズンのワールドカップ初勝利を上げ、優勝賞金33,750ドル(約377万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI