[ライブオーク・インターナショナル2019/CSI3*-W Ocala]
現地時間10日、ライブオーク・インターナショナル2019(開催地:アメリカ/フロリダ州オカラ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 北米東部リーグ 第7戦・オカラ大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、ブライアン・モーグル(アメリカ)&ヴィヴレ・ル・レヴ号が優勝。2位にはアンドレ・ティエメ(ドイツ)&アレティーノ13号、3位にはシャーン・ワードリー(ニュージーランド)&キャスパー号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場38人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、14番のハイド・モファット(カナダ)&グラフトン号。続く15番のノエル・ファントロイ(アメリカ)&ジェコ・ファン・ヘット・スウェンネンホフ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、世界ランキング4位でLGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ(オランダ)&ウン・ドゥ・ロータン号、ブライアン・モーグル(アメリカ)&ヴィヴレ・ル・レヴ号、シャーン・ワードリー(ニュージーランド)&キャスパー号、アンドレ・ティエメ(ドイツ)&アレティーノ13号の4人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル6人馬で争われることになった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターのハイド・モファット(カナダ)&グラフトン号が減点4、2番目のノエル・ファントロイ(アメリカ)&ジェコ・ファン・ヘット・スウェンネンホフ号が減点8で走行を終えたが、3番目のブライアン・モーグル(アメリカ)&ヴィヴレ・ル・レヴ号は第1走行に続いてクリアラウンド。18歳の新鋭が41.29秒の好タイムをマークし、堂々首位に立つ。
4番目のシャーン・ワードリー(ニュージーランド)&キャスパー号、5番目のアンドレ・ティエメ(ドイツ)&アレティーノ13号も減点0で続くが、タイムはワードリーが43.96秒、ティエメが41.56秒と一番時計を更新することはできない。
そして、最終6番目のハリー・スモルダーズ(オランダ)&ウン・ドゥ・ロータン号は3つ目の障害でバーを落とし、減点4でフィニッシュ。以上の結果、ブライアン・モーグル(アメリカ)&ヴィヴレ・ル・レヴ号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 オカラ大会を制し、優勝賞金25,000ドル(約275万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI