モリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)がFEIワールドカップ・ノースセーラム大会を制す/アメリカンゴールドカップ2018

FEIワールドカップ

[アメリカンゴールドカップ2018/CSI4*-W North Salem]

現地時間30日、アメリカンゴールドカップ2018(開催地:アメリカ/ニューヨーク州ノースセーラム)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019北米東部リーグ 第1戦・ノースセーラム大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、モリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&ダルニータ号が優勝。2位にはマージー・アングル(アメリカ)&ロイス号、3位にはマティアス・トロンプ(アメリカ)&キンタ号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場37人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番のルーシー・デイビス(アメリカ)&カラーチョ号。続いて、6番のレスリー・バー・ハワード(アメリカ)&クアダム号が減点0でフィニッシュし、この時点でジャンプ・オフが成立となる。

その後、世界ランク2位のマクレーン・ウォード(アメリカ)&コンテイジャス号、シェーン・スウィートナム(アイルランド)&メイン・ロード号、マージー・アングル(アメリカ)&ロイス号、マティアス・トロンプ(アメリカ)&キンタ号、モリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&ダルニータ号の5人馬がクリアラウンドし、ジャンプ・オフはトータル7人馬で争われることとなった。

なお、FEIジャンピング・ワールドカップ・ジャンピング・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)、FEI世界馬術選手権大会2018日本代表のカレン・ポーリー(木下グループ)は1落下の減点4で走行を終え、惜しくもジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

コースセッティングが変更され、迎えたジャンプ・オフ。3番目にスタートを切ったマージー・アングル(アメリカ)&ロイス号、マティアス・トロンプ(アメリカ)&キンタ号が36.85秒の好タイムでクリアラウンド。ルーシー・デイビス(アメリカ)&カラーチョ号、レスリー・バー・ハワード(アメリカ)&クアダム号をかわして首位に立つ。

4番目のマティアス・トロンプ(アメリカ)&キンタ号も減点0で続くが、タイムは37.95秒と届かず。また、5番目のマクレーン・ウォード(アメリカ)&コンテイジャス号、6番目のシェーン・スウィートナム(アイルランド)&メイン・ロード号はいずれも1落下の減点4で走行を終え、アングルが首位をキープする。

しかし、最終7番目のモリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&ダルニータ号が一番時計をわずか0.09秒だけ更新する36.76秒でクリアラウンド。見事に優勝を飾り、賞金67,320ドル(約765万円)を獲得した。

PHOTO:©FEI