サルバドール・オナーテ(メキシコ)がFEIワールドカップ・グアダラハラ大会を制覇/トリプルコッパ・スカッピノ2019

FEIワールドカップ

[トリプルコッパ・スカッピノ2019/CSI4*-W Guadalajara]

現地時間26日、トリプルコッパ・スカッピノ2019(開催地:メキシコ/グアダラハラ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 北米西部リーグ 第6戦・グアダラハラ大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、サルバドール・オナーテ(メキシコ)&ビッグ・レッド号が優勝。2位にはパオラ・アミリビア(スペイン)&V.I.P号、3位にはシモン・ニズリ(イスラエル)&ドゥアモール・フロム・セカンドライフZ号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場24人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、6番のサルバドール・オナーテ(メキシコ)&ビッグ・レッド号。続いて、13番のパオラ・アミリビア(スペイン)&V.I.P号が減点0でフィニッシュし、この時点でジャンプ・オフが成立となる。

その後、14番のシモン・ニズリ(イスラエル)&ドゥアモール・フロム・セカンドライフ
Z号、21番のアンドレス・トレス・エルナンデス(メキシコ)&シャバコン号の2人馬がクリアラウンドし、ジャンプ・オフはトータル4人馬で争われることになった。

なお、2004アテネ・2008北京・2012ロンドン五輪メキシコ代表を務めたフェデリコ・フェルナンデス(メキシコ)は減点4、メキシコ人選手世界ランキング最上位(59位)のパトリシオ・パスケル(メキシコ)は減点8で走行を終え、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターのサルバドール・オナーテ(メキシコ)&ビッグ・レッド号が減点4、42.66秒でフィニッシュ。

続く2番目のパオラ・アミリビア(スペイン)&V.I.P号、3番目のシモン・ニズリ(イスラエル)&ドゥアモール・フロム・セカンドライフZ号も同じく減点4で走行を終えるが、タイムはアミリビアが46.42秒、ニズリが47.71秒と一番時計を更新することができない。

そして、最終4番目のアンドレス・トレス・エルナンデス(メキシコ)&シャバコン号は減点8で走行を終えたため、サルバドール・オナーテ(メキシコ)&ビッグ・レッド号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 グアダラハラ大会を制覇。優勝賞金477,500メキシコペソ(約275万円)を獲得した。

PHOTO:©FEI