[コロンバス・インターナショナルCSI3*-W 2018/CSI3*-W Columbus]
現地時間7日、コロンバス・インターナショナルCSI3*-W 2018(開催地:アメリカ/オハイオ州コロンバス)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 北米東部リーグ第2戦・コロンバス大会(標準障害飛越競技/155-160cm)にて、エウジェニオ・ガルザ・ペレス(メキシコ)&ヴィクター・フィンDH Z号が優勝。2位にはピーター・ルッツ(アメリカ)&ロビン・デ・ポンシャル号、3位にはケッリ・クルシオッティ(アメリカ)&シャモニーH号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場38人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、4番のチャーリー・ジェーン(アメリカ)&アミスZ号。続いて、12番のマティアス・トロンプ(アメリカ)&シカゴ・ホフ・エヴァーセムZ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、第1戦・ノースセーラム大会を制したモリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&キャット・バロウ号、エウジェニオ・ガルザ・ペレス(メキシコ)&ヴィクター・フィンDHZ号など8人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル10人馬で争われることになった。
なお、FEIジャンピング・ワールドカップ・ジャンピング・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)は減点8、ワールドカップ・ファイナル出場17回を誇るマージー・アングル(アメリカは減点4でフィニッシュし、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、4番目にスタートを切ったイヴ・ジョブス(アメリカ)&ヴェニュー・ドフィーズ・デ・ハーゼルス号が45.44秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたチャーリー・ジェーン(アメリカ)&アミスZ号のタイムを4秒以上縮めて、首位に立つ。
しかし、6番目のエウジェニオ・ガルザ・ペレス(メキシコ)&ヴィクター・フィンDH Z号がそのタイムをさらに4秒以上縮める41.33秒でクリアラウンド。会心の走行で堂々首位に躍り出ると、続く7番目のケッリ・クルシオッティ(アメリカ)&シャモニーH号も減点0で続いたが、タイムは42.65秒と及ばない。
さらに、9番目のモリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&キャット・バロウ号は1落下の減点4フィニッシュ。最終10番目のピーター・ルッツ(アメリカ)&ロビン・デ・ポンシャル号も果敢な走行でガルザ・ペレスを猛追。見事にクリアラウンドをきめるが、タイムは41.49秒とわずかに届かず。
以上の結果、エウジェニオ・ガルザ・ペレス(メキシコ)&ヴィクター・フィンDH Z号がFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 コロンバス大会を制し、優勝賞金33,750ドル(約384万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI