[CSIOバルセロナ2018/CSIO5*-NC Barcelona]
現地時間5日、CSIOバルセロナ2018(開催地:スペイン/バルセロナ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ネーションズカップ・ファイナル2018 チャレンジカップ(国別団体戦/標準障害飛越競技/160cm)にて、ドイツが優勝。2位にはアメリカ、3位にはブラジルが入った。
この競技には、前日の予選ラウンドで決勝進出を逃したアメリカ・UAE・イギリス・カナダ・スペイン・ドイツ・ブラジルの7チーム(各チーム4人馬、トータル28人馬)が出場し、全人馬が1回ずつ走行。走行を終えた4人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計をチームの総減点とし、総減点の最も少ないチームが1位となる。なお、最少総減点のチームが複数いた場合は、合計タイム差により順位を決定する。
[ハイライト動画]FEI世界馬術選手権大会2018団体金メダルのアメリカと団体銅メダルのドイツが優勝争いを繰り広げたチャレンジカップ。
ドイツはフィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&アサーティル号、マーカス・アーニング(ドイツ)&コム・イル・フォート号の2人馬が見事にクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。さらに、モーリス・テベル(ドイツ)&チャコズ・サン号が減点5、ハンス・ディーター・ドレーアー(ドイツ)&ベルリンダ号が減点9でフィニッシュし、総減点5で全走行を終える。
一方、ジェシカ・スプリングスティーン(アメリカ)&RMFゼシル号の棄権により、3人馬で戦いに臨んだアメリカは、アレックス・グラント(アメリカ)&カールセンW号がクリアラウンドをきめたものの、ルーシー・デスローリエ(アメリカ)&へスター号が規定タイムオーバーの減点1、アンドリュー・コカー(アメリカ)&カルーア号が2落下の減点8でフィニッシュ。総減点9で全走行を終えたため、ドイツがアメリカを退け、見事にチャレンジカップを制した。
以下、総減点10のブラジルが3位に入り、表彰台を確保。ホスト国・スペインが総減点15の4位、総減点16のカナダが5位、総減点20のイギリスが6位、昨年のチャレンジカップを制したUAEが総減点40の最下位という結果に終わった。
PHOTO:©FEI