[CSIOコアペスパン2019/CSIO5*-NC Coapexpan]
現地時間5日、CSIOコアペスパン2019(開催地:メキシコ/コアペスパン)の期間中に行われたFEIジャンピング・ネーションズカップ2019 北中米・カリブ海デヴィビジョン メキシコ大会(国別団体戦/標準障害飛越競技/160cm)にて、スイスが優勝。2位にはベルギー、3位にはフランスが入った。
今大会には、アメリカ・メキシコ・カナダの3チーム(各チーム4人馬、トータル12人馬)が出場し、すべての人馬が2回ずつ走行。第1走行・第2走行ともに、走行を終えた4人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計をチームの総減点とし、第1・第2走行トータル総減点の最も少ないチームが1位となる。最少総減点のチームが複数あった場合は、各チームから1人馬が出場するジャンプ・オフ(優勝決定戦)が行われる。
[ハイライト動画] 
第1走行
第1走行では、ロレンザ・オファリル(メキシコ)&クイーンズ・ダーリン号が減点1、パトリシオ・パスケル(メキシコ)&バベル号、マヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)&ホーテンシア・ファン・デ・リーウェルク号が減点4でフィニッシュしたホスト国・メキシコが、総減点9で首位発進。
また、リチャード・スプーナー(アメリカ)&クイラドRC号が減点1、イブ・ジョブス(アメリカ)&ヴェニュー・ドゥフィー・デ・アザール号、ニコール・シャヒニアン・シンプソン(アメリカ)&アクナ・マタタ号が減点4でフィニッシュしたアメリカも、同じく減点4で首位に並んだ。
そして、ニコル・ウォーカー(カナダ)&ファルコ・ファン・スピーヴェルド号が減点4、リサ・カールセン(カナダ)&パレット号、ジム・ルフコ(カナダ)&アン・ディアマント・デ・フォレッツ号が減点5で走行を終えたカナダが、総減点14で最下位スタートとなった。
第2走行
第2走行でも、メキシコとアメリカが激しい優勝争いが繰り広げられる。アメリカは、イブ・ジョブス(アメリカ)&ヴェニュー・ドゥフィー・デ・アザール号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。他の3人馬が減点1、減点5、減点12で走行を終え、総減点(第1・第2走行トータルの総減点。以下同)を15とする。
一方、メキシコは、サルバトール・オナーテ(メキシコ)&ビッグ・レッド号が出場を辞退し、3人馬での戦いになったが、ロレンザ・オファリル(メキシコ)&クイーンズ・ダーリン号、パトリシオ・パスケル(メキシコ)&バベル号がクリアラウンド。マヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)&ホーテンシア・ファン・デ・リーウェルク号も規定タイムオーバーの減点1でフィニッシュし、総減点13で見事にFEIネーションズカップ・メキシコ大会を制した。
なお、カナダは総減点22の3位に終わり、北中米・カリブ海ディビジョンは2連勝を飾ったメキシコが首位を堅持した。
PHOTO:©FEI