カナダがFEIネーションズカップ・メキシコ大会を制し、北中米・カリブ海ディビジョン2連勝/CSIOコアアスペン2018

FEIネーションズカップ

[CSIOコアペスパン2018/CSIO5*-NC Coapexpan]

現地時間22日、CSIOコアアスペン2018(開催地:メキシコ/コアペスパン)の期間中に行われたFEIジャンピング・ネーションズカップ2018 北中米・カリブ海ディビジョン メキシコ大会(国別団体戦/標準障害飛越競技/160cm)にて、カナダが優勝。2位にはアメリカ、3位にはメキシコが入った。

今大会には、アメリカ・カナダ・メキシコの3チーム(各チーム4人馬、トータル9人馬)が出場し、全人馬が2回ずつ走行。第1走行・第2走行ともに、走行を終えた4人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計をチームの総減点とし、第1・第2走行トータル総減点の最も少ないチームが1位となる。最少総減点のチームが複数あった場合は、各チームから1人馬が出場するジャンプ・オフ(優勝決定戦)が行われる。

[ハイライト動画]

第1走行

第1走行では、ジョナサン・ミラー(カナダ)&デイヴァウ号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、キーン・ホワイト(カナダ)&フォー・フリーダムZ号、ローラ・ジェーン・ティドル(カナダ)&コンセット・サン号が減点4、ジェン・セレック(カナダ)&ウィキッド号が減点8でフィニッシュしたカナダが総減点8で首位に。

アレックス・グラナート(アメリカ)&カールチェンW号がクリアラウンドし、ケリー・ソロウ(アメリカ)&キャシャレル号が減点4、アリ・ウォルフ(アメリカ)&カサール号が減点5で走行を終えたアメリカが総減点9で2位につけた。

ホスト国・メキシコは出場した4人馬ともに次々とバーを落とし、それぞれ減点12、減点5、減点8、減点8でフィニッシュ。総減点21で大差の最下位スタートとなった。

第2走行

カナダとアメリカの勝負になるかと思われた第2走行だったが、メキシコチが見事な立て直しを見せる。

パトリシオ・パスケル(メキシコ)&バベル号、ルイス・アレハンドロ・プラケンシア(メキシコ)&ダヴィンチ号、ホセ・アントニオ・チェダライエギア(メキシコ)&ニンロウベット号の3人馬がクリアラウンド。総減点(第1・第2走行トータルの総減点。以下同)21をキープ。優勝争いに踏みとどまる。

しかし、アメリカ、カナダともに、第2走行を総減点8でフィニッシュ。総減点はアメリカが17、カナダが16となり、カナダチームが1点差で辛くも逃げ切った。この勝利により、カナダチームはアメリカ大会に次いでのネーションズカップ連勝。北中米・カリブ海ディビジョン首位を堅持した。

PHOTO:©FEI