[FEIヨーロッパ選手権2023/European Championship Jumping Milano]
現地時間30日、FEIヨーロッパ選手権2023(開催地:イタリア/ミラノ)に行われた個人戦1次予選 兼 団体戦1次予選(スピード&ハンディネス競技/150cm)にて、イェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が個人首位。続いて、マーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号が個人2位、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&ジンデイ号が個人3位につけた。
個人戦1次予選
85人馬が出場した個人戦1次予選では、58番目にスタートを切ったイェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が71.98秒でフィニッシュ。世界ランク4位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリスト、FEIワールドカップ・ファイナル2022チャンピオンのマーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号がマークしていたトップタイム(72.53秒)を更新して、首位に立つ。
その後、世界ランク1位でFEI世界馬術選手権大会2022個人・団体二冠、FEIワールドカップ・ファイナル2023チャンピオンのヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&イリアナ号、同ランク2位のジュリアン・エパイヤール(フランス)&ドバイ・デュ・セードル号、2012ロンドン五輪個人金メダリスト、FEIワールドカップ・ファイナル2015・2016・2019チャンピオンのスティーヴ・ゲルダ(スイス)&ダイナミクス・デ・ベルヘム号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&ジンデイ号などが好タイムでフィニッシュするが、いずれもフレデリクソンには届かず。
イェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が総減点0.00で個人首位に立った。以下、マーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号が総減点0.28で個人2位、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&ジンデイ号が総減点0.31で個人3位、スティーヴ・ゲルダ(スイス)&ダイナミクス・デ・ベルヘム号が総減点0.43で個人4位、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&ドバイ・デュ・セードル号が総減点0.61で個人5位、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&イリアナ号は総減点0.70で個人6位につけた。
なお、世界ランク3位のハリー・スモルダーズ(オランダ)&ウリカス V/D カッテベネン号は総減点7.59で個人60位、同ランク6位のシモン・ドレストア(フランス)&デクスター・フォンテニスZ号が総減点5.79で個人48位、7位のシェーン・スウィートナム(アイルランド)&ジェームズ・カン・クルス号が総減点2.87で個人25位、9位で2020東京五輪個人金メダリストのベン・マー(イギリス)&ファルテックHB号は総減点3.13で個人31位スタートとなっている。
<減点計算式>
走行タイムに係数0.50をかけた数値の最も少ない選手(首位のイェンス・フレデリクソン)を減点0、他の選手は首位の選手との数値差をそれぞれの減点として加算される(※4位以下も同じ計算式で減点を換算)
個人 順位 |
選手 | 計算式 | 総減点 |
1位 | イェンス・フレデリクソン (スウェーデン) マルカン・コスモポリト号 |
タイム71.98×係数0.50=35.99 |
総減点0 |
2位 | マーティン・フックス (スイス) レオーネ・ジェイ号 |
タイム72.53×係数0.50=36.27 36.27(2位のポイント)-35.99(1位のポイント)=0.28 |
総減点0.28 |
3位 | フィリップ・ワイスハウプト (ドイツ) ジンデイ号 |
タイム72.60×係数0.50=36.30 36.30(3位のポイント)-35.99(1位のポイント)=0.31 |
総減点0.31 |
PHOTO:©FEI