[FEIヨーロッパ選手権2021/FEI European Championships]
現地時間3日、FEIヨーロッパ選手権2021(開催地:ドイツ/リーゼンベック)3日目に行われた団体戦決勝第2ラウンド 兼 個人戦3次予選(標準障害飛越競技/160cm)にて、スイスが6大会ぶりとなる団体金メダルを獲得。また、ドイツが団体銀メダル、ベルギーが団体銅メダルを手にした。
[ハイライト動画]
団体戦決勝 第2ラウンド
10チームで争われた団体戦決勝第2ラウンドでは、マーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号、ブライアン・バルシガー(スイス)&アクス・コラージュ号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)、スティーヴ・ゲルダ(スイス)&アルブフレンズ・マッドドッグス号が減点4で走行を終えたスイスが、総減点(1次予選・決勝第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)9.47でフィニッシュ。見事に団体金メダルを獲得し、FEIヨーロッパ選手権2009以来6大会ぶり、5度目のヨーロッパチャンピオン戴冠をはたした。
第1ラウンドで2位につけていたドイツも、マーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号、アンドレ・ティエメ(ドイツ)&DSPチャカリア号がクリアラウンドしたが、デビッド・ウィル(ドイツ)&Cヴィアー号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号の2人馬がいずれも減点4に終わり、総減点12.77でフィニッシュ。惜しくも2位に敗れ、2大会連続の団体銀メダルとなった。
続いて、ジョス・バルーイ(ベルギー)&ヴァロウヌ号、ピーター・デボス(ベルギー)&ジェイドVDビショップ号、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&ル・ブルー・ダイヤモンド・ヴィト・ルイターショフ号、二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号の4人馬がすべてクリアラウンドしたベルギーが、総減点17.34で3位に入り、表彰台最後の一枠を確保。連覇は叶わなかったが、団体銅メダルを手にした。
以下、スウェーデンが総減点27.59で4位、アイルランドが総減点28.73で5位、フランスが総減点29.15で6位、スペインが総減点47.52で7位、デンマークが総減点51.45で8位、イギリスが総減点53.18で9位、オーストリアが総減点65.21で10位という結果に終わっている。
PHOTO:©FEI