[CSIOバルセロナ2023/CSIO5*-NC Final Barcelona]
現地時間28日、CSIOバルセロナ2023(開催地:スペイン/バルセロナ)大会初日にFEIジャンピング・ネーションズカップ・ファイナル2022 1次ラウンド(国別団体戦/160cm)が行われ、イギリス・ブラジル・ドイツなど上位8チームが決勝ラウンド進出をはたした。
FEIネーションズカップ・ファイナル
1次ラウンド
この競技には、アイルランド・アメリカ・アルゼンチン・イギリス・イタリア・ウズベキスタン・オーストラリア・オランダ・スイス・スペイン・ドイツ・フランス・ブラジル・ベルギー・メキシコの15チーム(各チーム3~4人馬/トータル59人馬)が出場し、すべての人馬が1回ずつ走行。
そのうち、ハリー・チャールズ(イギリス)&アラリン・ブルー号、ロバート・ウィテカー(イギリス)&ヴェルメント号、リリー・アットウッド(イギリス)&コル・レオン・ヴド・ヴリエルベークZ号、ティム・グレドリー(イギリス)&メドック・デ・トザンドリア号の4人馬が出場したイギリスが総減点0、242.71秒(出場人馬の走行タイム合計。以下同)でフィニッシュ。首位で決勝ラウンド進出をきめた。
続いて、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&グランドスラムVDL号、ロドリゴ・ペソア(ブラジル)&メジャー・トム号などが出場したブラジルが総減点4、237.48秒で2位、リチャード・フォーゲル(ドイツ)&ユナイテッド・タッチS号、ハンス・ディーター・ドレーアー(ドイツ)&エリジウム号などが出場したドイツが総減点4、240.03秒で3位に。
また、スティーヴ・ゲルダ(スイス)&ヴェナード・デ・セリシー号などが出場したスイスが総減点4、244.90秒で4位、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ボンド・ジェームスボンド・デ・ハイ号などが出場したベルギーが総減点8、237.96秒で5位、マクレーン・ウォード(アメリカ)&カラス号などが出場したアメリカが総減点8、239.25秒で6位、ダニエル・コイル(アイルランド)&ギズボーンVDLなどが出場したアイルランドが総減点12、236.59秒で7位、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&ドバイ・デュ・セードル号などが出場したフランスが総減点12、237.10秒で8位となり、ここまでの8チームが大会最終日の決勝ラウンドに駒を進めた。
以下、総減点12で並んだメキシコは走行タイム合計で及ばず9位、総減点16のオランダが10位、総減点20のスペインが11位、総減点24のイタリアが12位、総減点25のオーストラリアが13位、総減点29のアルゼンチンが14位、総減点50のウズベキスタンが最下位となり、この7チームは大会3日目に行われるチャレンジカップへ回ることとなった。
PHOTO:©FEI
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。