ベルギーがFEIネーションズカップ・ファイナルを制覇/CSIOバルセロナ2022

FEIネーションズカップ

[CSIOバルセロナ2022/CSIO5*-NC Final Barcelona]

現地時間2日、CSIOバルセロナ2022(開催地:スペイン/バルセロナ)最終日にFEIジャンピング・ネーションズカップ・ファイナル2022 決勝ラウンド(国別団体戦/160cm)が行われ、ベルギーが優勝。2位にフランス、3位にスイスが入った。

FEIネーションズカップ・ファイナル
決勝ラウンド

この競技には、アイルランド・イギリス・オランダ・スイス・スペイン・ドイツ・フランス・ベルギーの8チーム(各チーム3~4人馬)が出場し、全人馬が1回ずつ走行。そのうち、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&アイアンマン・ヴァン・デ・パーデンボア号、ジル・トーマス(ベルギー)&カラヤマ号らが出場したベルギーが唯一の総減点0、タイム合計241.73秒でフィニッシュ。見事にFEIネーションズカップ・ファイナルを制し、優勝賞金417,000ユーロ(約5,912万円)を獲得した。

続いて、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&カラコル・デ・ラ・ローク号、ケビン・スタウト(フランス)&ヴァイキング・ドゥラ・ルーセリー号、シモン・ドレストア(フランス)&カイマン・ジョリー・ジャンパー号らが出場したフランスが総減点4、タイム合計241.32秒で惜しくも2位に。そして、マーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号、スティーヴ・ゲルダ(スイス)&ヴェナード・デ・セリシー号、エドゥアルド・シュミッツ(スイス)&クノ号らが出場したスイスが総減点4、244.00秒で3位になり、表彰台最後の一枠を確保した。

以下、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号らが出場したオランダが総減点8、タイム合計240.30秒で4位、リリー・アットウッド(イギリス)&コアレオンVDヴィライアービーク号らが出場したイギリスが総減点16、タイム合計237.72秒で5位、エドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&フル・オプション・ファント・ザンド号らが出場したスペインが総減点16、タイム合計237.75秒で6位、アンドレ・ティエメ(ドイツ)&DSPチャカリア号らが出場したドイツが総減点16、タイム合計239.37秒で7位、マイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号らが出場したアイルランドが総減点20、タイム合計243.28秒で8位となった。

PHOTO:©FEI

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。