オランダがFEIネーションズカップ・ファイナルを制覇/CSIOバルセロナ2021

FEIネーションズカップ

[CSIOバルセロナ2021/CSIO5*-NC Final Barcelona]

現地時間3日、CSIOバルセロナ2021(開催地:スペイン/バルセロナ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ネーションズカップ・ファイナル2021 決勝ラウンド(国別団体戦/標準障害飛越競技/160cm)にて、オランダが優勝。2位にアイルランド、3位にベルギーが入った。

この競技には、予選ラウンドを通過したドイツ・スペイン・オランダ・ブラジル・スウェーデン・アイルランド・アメリカ・ベルギーの8チーム(各チーム4人馬)が出場し、全人馬が1回ずつ走行。走行を終えた4人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計をチームの総減点とし、総減点の最も少ないチームが1位となる。なお、最少総減点のチームが複数いた場合は、合計タイム差により順位を決定する。

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決勝ラウンド

8チームが出場した決勝ラウンドでは、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号、ウィレム・フレベ(オランダ)&カランボル号の3人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、サネ・タイセン(オランダ)&コン・クイダムRB号が減点4だったオランダが、唯一の総減点0でフィニッシュ。見事にFEIネーションズカップ・ファイナルを制し、優勝賞金417,000ユーロ(約5,377万円)を獲得した。

続いて、ダーラ・ケニー(アイルランド)&VDLカルテッロ号、デニス・リンチ(アイルランド)&クリステッロ号がクリアラウンドしたものの、他の2人馬が減点1、減点8だったアイルランドが、総減点1で2位に。一昨年に続く大会2連覇には惜しくも手が届かなかった。そして、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&MJTネヴァドスS号がクリアラウンド、他の2人馬がともに減点4だったベルギーが、総減点4で3位に入った。

ベルギーと同じく総減点4でフィニッシュしたスウェーデンは、タイム合計差で4位となり、表彰台入りはならず。以下、アメリカが総減点12で5位、予選ラウンドを首位で通過したドイツは総減点13で6位、総減点14のブラジルが7位、総減点26のスペインが8位となった。

PHOTO:©FEI